第80話 変わってしまったが、おれは、悪くない
朝ごはんもみんなしっかり食べてやる気が満々だ。なんか、モンスターを狩る目的がだんだん食料を獲ることがメインになっていないか?
モンスターを見つけると、食べる部位を減らすなよー、なるべく傷をつけず殺るんだ。あっちに新しいモンスターいたぞ。新しい料理にしてもらうんだ。
おい、いま完全に料理目的に狩ってたよな。作りはするが、そもそも食料の為に来たんじゃないからな。
だが、今それを言ってしまうとやる気が半減してしまうような気がするから黙っておこう。
俺的には、スキルが手に入って実戦経験が詰めれば問題ないからな。
どんどん奥に入りモンスターも強くなってきたので、俺は試したいことがあったのでブロックを使える人を集める。
俺たちは、周囲を警戒しながら周りをブロックを使って円状に穴を掘っていく。一部だけ通り道を、作っていく。作ったブロックは集めて穴が隠れるように板状のブロックにしていく。
朝の練習もあったのでそれなりに出来ていく。穴の中には棘状の木のやりを配置したり泥状の足場を作り動きの阻害など色々試していく。
これで、モンスターを弱らせて、狩りの効率があがるようにする。罠を作っていくうちにどんどんみんなが上達していくのがわかる。
俺もこれで安全にスキルを奪うことが出来るから助かった。
だけど、その考えは一瞬で崩されてしまう。落とし穴が通じない敵が出会ってしまった。やつはロックスネーク、肌が岩のように硬いくせに動きはヘビと同じで、しかも素早い。シルキーに色々調べてもらってモンスターの情報も手に入れておいてよかった。
初めて見るがなかなか強そうだ。だが今のみんななら、倒せるだろう。ついでにこいつの持ってるスキルを頂いてやる。
やつは蛇眼のスキルを持っていて、調べたところその目で見たものの動きを止めるスキルをもっているそうだ、このスキルはぜひ欲しい。
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