第69話 近衛兵としての分担割
「それじゃ今日から新しい名前も考えないとな。俺は、死んだことになってるから同じ名前だとバレるリスクもあがるから。それでだ、俺の方で名前を考えたんだがいいか?メルヴィス改めてシルキー アリア改めてマリア レイ改めてナイトでいこうと思う。」
「シルキーには俺が、王に頼んで王室図書館への謁見の許可を頼んでいるから、そこで情報収集をメインに頼む。後は鑑定で有能なスキル持ちがいたらおしえてくれ。次にマリアには魔法訓練をメインにお願いしたい。今後俺一人では、難しいことが増えるだろう。俺の背中を守る役をお願いしたい。そして、シルキーの補助も出来る時は頼む。なるべく親子の時間も大切にしてもらいたい。おれは、訓練しながら、スキルを集めて今より戦えるようにする。それと、モンスター討伐の遠征にもどんどん参加するつもりだ。安全に色々なスキルを集めるチャンスだからな。」
ここまではいいが、一応近衛兵の主であるティナにも頑張ってもらいたいが、王女としての仕事も色々あるから忙しいだろうしな。
「ナイト、私にお願いしたいことは、ないのかしら?」ティナ自身から切り出してくれたか。どうしようかな?
「私の王女の責務を気にしているなら大丈夫よ?この特注の魔道具でユミルに私に成り代わってもらうから」
おーユミルがティナの姿になれる魔道具か。凄いな特注だけあって。でも、それをすでに持っているということは………
「ティナ正直に話せばちょっとだけ許してやるからいいな」ティナは顔を青くしてコクコク頷く
「その特注の指輪はいつから使ってる?ユミルに変わってもらってお前はなにしてた?」
「わっ私はですね教会に行って光魔法を学んだり城下町を探索したりですね。町の子供に混ざっちゃり」おでこに軽くチョップをする。
「教会で魔法を習うのはまー許す それに救われたしな。でも、町の子供に混ざって遊んだりはな。お前は、第三王女で王族なんだ、遊んでて事故でもあったらどうする?ユミルに責任取らせるのか?これからは、もう少し考えて行動してくれよ。残念王女様」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます