第66話 王との交渉
「村人を助けれたのは偶然です。俺自身最後は倒れてしまい、たまたま生き残れたようなもんです。なので、俺は強くなりたい。事が終わって目が覚めた時に見たティナとアリアの涙は忘れることが出来ません。」あの涙は、正直堪えた。
「ふむ、涙を見たくないから強くなりたいか。若いな、だが若いからこそ目的は単純で良いのかもしれんな。ならお主は、なにを望む?娘の命を助けた報酬に願いは聞いてやらんとな。」
俺は、この王なら信じれると思いユニークスキルのことを正直に話し、ティナからの依頼とそれの報酬に軍の訓練に参加する。一部の人からスキルを分けてもらうなどを話した。流石にスキルを奪うは言い方が悪いので分けてもらうにした。スキルレベルが1下がるだけなので嘘はついていない。
他にアリアに魔法訓練についでにメルヴィスに王室図書館の謁見の許可をたのんだ。メルヴィスには、色々な、情報を集めてもらい整理してもらいたい。
「なるほど、その願い聞き入れよう。だがこちらからも追加で条件がある。ティナの護衛が今はいなくなってしまった。ここで、適当なやつを入れるのもまずい。なのでお前らに第三王女の直属の近衛兵になってもらいたい。さすれば、この城では動きやすくなる特典も付いてくる。どうじゃ受けてくれるか?」
動きやすくなるのは、歓迎だな。この王なら信用も出来る。ティナともこれなら、連絡も問題なく取れるしこの条件素直に受けよう。
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