第51話 村人を助けよう2
俺は、言われた通り広めの場所を、探して馬車を取り出す。 ティナは、さっそくユミルに指示を出して医療品などを、探してもらっている。
俺は、少しでも広く清潔な場所を作ろうと小屋を作る要領で、ブロックを取り出し積み重ねていく。仕上げにクリーンを、かければ完璧だ。
ティナが集まった人を集め、分けていく 応急処置で大丈夫な人 ちゃんとした処置が必用な人 急ぎ処置がしなければやばい人にいわゆるトリアージってやつだな。たしか、識別救急ともいうんだっけ?
医療の知識をちゃんと持っているやつが味方にいるのは心強いな。
今ヤバそうなのは一人だけみたいだな。ユミルが馬車から医療品を見つけてくれたので、他の三人は分担して、応急処置や、治療を行っている。
ティナは患者の前にたつと目をつぶり集中している。
「主よ、我が前に傷つき、倒れしものに神の祝福を 我が魔力を糧に癒やしを与え給え グレートヒール」
凄いこれが癒やしの魔法か こんな魔法があるなら、助ける勝算もあるって、言えるな
グレートヒールが、効いたのか顔色はまだ悪いが傷は治ったようだ。
「は〜よかった 傷は治りましたが、失った血が戻ったわけではありませんので、安静にして体力がつくご飯を、あげてください」
一番危ない人も助かったみたいだし、他も大丈夫みたいだな。助けれてよかった。
傷の治療ついでに炊き出しでも、してやるか エアーグリズリーでも食べればちょっとは気分もマシになるだろう 村を襲った結果自分が食われるとわな
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