第49話 第一村人発見
なぜか分からないが侍女であるユミルがスッキリした顔で話しかけてくる。
あまり話す機会がなかったので色々話せてよかった
とくにティナの凛々しい姿を話している時の顔は、楽しそうだった。本当にティナのことを大事に思っているんだなと感じ取れた。
それからも、気長に話していると初の村らしきものが遠目に見えた。やっと初めての村か、なんか見るものや面白い情報を得ることが出来たらいいな。
『レイ様初めての村ですね。なにか、面白いものがあるでしょうか?でも、なんか寂れたというか、人の気配が感じられませんね』
確かに、村だというのに誰も歩いている様子がない
ちょっと周辺を歩きながら探ってみるか。
気配察知を使いながら歩いていると、わずかだが気配を感じる。だがこの気配はなんだ?あまりに小さい気がする それに、弱い気配が複数だ。
集中してより深く気配のする場所を、探っていく。下か 地下に気配を、感じる。俺は地下につながる道を探すと人が一人出てきた
「すまない この村に初めて来たんだが誰もいないのか?」
「お前さんら大丈夫だったんか?今この村にはエアーグリズリーの群れがいて、村人が何人も犠牲になっちまったんだ」
エアーグリズリーなんか聞いたことのある話だな
「あのその群れって何匹だった?」もし、俺の予想通りなら
「エアーグリズリーは5匹ですじゃ」
「なら安心しろ そのエアーグリズリーなら俺が倒したから」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます