第34話 メルヴィスの想い
あーなんてこと、あのクソガキまさか帰ってきたその夜に私の娘を襲うなんて どうかしてるんじゃないかしら しかもメイドの指名とかなにをかんがえているの?
いくら次期当主としての、立場があるとはいえ今はなんの権利もないことを理解できてないのかしら
まー鑑定でみたあのスキルがあるかぎり、まともではないのは確かよね 見れたのは一瞬だったんだけど確か 強欲3 話術3 詐術3 社交辞令2 宮廷作法2剣術2 闇魔法3 悪運4 だったかしら
話術で巧みに嘘をついて色々悪いことをしてきたんでしょうね 悪運も強くてなかなか反省する機会はなかったみたいだけど、こんなのが当主になったら長くは持たないでしょうから 私も出ていくべきかしら
アリアは、辛い思いをしたし今頃レイ様が慰めてくれてるかしら?娘がまさか、あんなに一途にレイ様を想ってるのに気づいてないでしょうね レイ様は常識と女心に鈍感なとこがあるみたいだから、この際アリアが思い切って行動してくれないかしら。
レイ様のあの力はこんなとこにいては、もったいなさすぎるからいずれ、世界で大きなことを成すであろう そんな時、娘がいたらいくら常識がなくても悪い意味で大きなことは、しないだろう。
さてそうなると、アリアと一緒にここを出ていく方法を考えよう あのクソガキが逆恨みして、問題が起こらないうちに。
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