第8話 能無し?の扱い

スキルのレベルアップと特典を手に入れてテンションが凄いことになっていたが、バレてしまっては意味がないと考えて冷静になるようにした。



一息ついて落ち着いた俺は、誰にもバレないように静かに部屋に戻った 夜も遅く誰にもバレずにうまく帰れた。


翌日日が登るか登らないかのまだ暗い時間に俺は、父に叩き起こされた


『さー 能無しのお前の今後が決まったぞ 覚悟しておくんだな この貴族の恥晒しが』と 朝から、血圧が心配になるくらい顔を赤くして叫んでいた


まーユニークスキルだから、誰にも見えないだけで今の俺はスキルも持っているから能無しなんかじゃないんだけどな。スキルで鑑定持ちの人が俺を見なければ今のスキルのことはすぐにはバレないだろう


俺は着替えて軽く身だしなみを整えたら、両親がいるであろう部屋に降りていく。



ふ~ ぬふ〜と息を荒げ俺が降りたことに気づいた父親がいきなり『この、能無しがなにを悠長に私達を待たせているんだ これだから能無しなんだ』と叫びながら 手元にあったコップを掴みものすごい勢いで投げつけてきた。


さすがに顔面めがけて飛んできたので、反射的に避けてしまった まだ胸元やお腹とかならあえて受けても良かったんだがさすがに顔面は避けてしまった。



『ぬふ〜 忌々しいな この能無しが 体にあたって怪我でもすれば、少しは溜飲が下がって役にたったものを こちらを害する才能だけはピカ一だな』


この親はいきなり凄いな なんか親だと認めるのも悲しくなってきたな この際親だとは思わないことにして縁を切るか?そう思っていたら こちらを睨みつけながら今後のことを語り始めた


『今後能無しのお前は貴族の三男ではなく 我が家の小間使いとしての仕事をくれてやる 追い出されないことに感謝するんだな』


例え能無しでも、いきなり追い出すと貴族としての外聞も悪く目立ち、悪評が出るためしばらくは俺を小間使いとして置くことに決めたらしい。


俺としては、すぐに追い出してくれても問題なかったんだが ま〜しばらく様子をみることにしよ。



小間使いとして働きながら外の情報でも調べていこう




皆様ここまで読んでいただきありがとうございます   

突発的に書いてる文章も短く内容も拙い作品ですが皆さんの応援などで頑張って書くことが出来ています これからも頑張って書きますのでどうかこれからもよろしくお願いします

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