どうしてだろう?パリに行ったことなどないのに自分がその地に立ってルーブル美術館を歩いている情景が浮かんできます。そして何よりも、すごく共感したのが父親である千秋の言葉。自分自身も父親という立場であることもですが、いつも子供に言っていることは間違ってなかったんだなと……さて、一体どんなシーンでどんな言葉を掛けたのか、気になりませんか?是非ともご自身の目でこの物語を隅々まで読んでほしい。きっとあなたも同じ景色が浮かんでくると思いますよ
はじめまして、西之園 上実と申します。この作品には、他の方からのレビュー紹介でめぐり逢うことができました。そして。『絵』というものへの情熱。父との関係性。そのことがどう『萌音』に影響するのか。あたたかく、読み進めるにつれ、登場人物の人間性のまっすぐさに感動しました。他の作品もこれから読んでみたいと思います。
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