第3話 《天使の羽》

 ...天使の羽?

 意味が分からなかった...え、なにこれどゆこと...!?(・・? 意味不明...もしかして、魔法となにか関係あるのかな?


「ということは天使の羽が生えたり...」


 普通に生えてないやん!!?マジでわかんないんだけど!?

 あれかな...?魔法を唱えないとなの???


《天使の羽》


 バサッ


「おおおおおお!?すごい!!はねだあああ!?」


 なんか羽生えた!?さらにすごいと飛べる!!!やった!!めっちゃ楽しい!これであそこの電池も取れるんじゃない!?次は何がもらえるんだろ?


 カチャッ


「...ピピピ」


「あれ、機械が動いた...ってことは!?」


「ゴシュジンサマ...シニン...カンリョウ」


「きたああああああああああああ!!!機械が動いた!?しかもご主人さま!?つまり私機械を仲間にできたの!?...は、はしゃぐのはもうやめておくか...あ、この子の名前なんだろ?」


「ワタシ、ナマエ、ナイ」


「あ、無いんだぁ...じゃあ...ロロボでいいかな?」


「ワカリマシタ」


「あと無表情なのやめぃ!」


「ツッコミノヒョウジョウ、シュウトクカンリョウ」


「ほへ?」


「ホヘジャナイカラ!?」


「...まぁいっか!」


「スコシハキニシテヨ!!」


「...あ、二次創作ではこういう子が仲間だったのかな?それよりも先に...」


 このでかい扉の上にあるボタン、あれ普通はドローンが押すんだけど、ドローンないし私も飛べるけど力ないんだよね...どうしたものかぁ...


「カンガエ、ナニ?」


「あ〜〜...ロロボ?あそこのボタン押せる?」


「オセマス!」


 ...この子もしかして優秀?

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