第2話 めっちゃめんどい!

 猫空「確かこのドローン...電池無いんだっけ?いや、まって!?このドローン...充電がないだけじゃない。ぶっ壊れてて修復不可能...って感じなんだけど!?」


 そう、ドローンは扉のとこからだけだとくっついてるように見えるが、別の方から観ると真っ二つに割れている...


 猫空「どどど、どういうこと!?原作にはこんなの...あれ、私、ガーデンオブバンバン...GOBの二次創作を見てたときにこういうコト起きてなかった...!?」


 え、え、ってことは...原作じゃなくて、私二次創作に迷い込んだの...!?!?

 ホラーゲームに...!?


 猫空「...あれ待って、そういえばやばいじゃん...死ぬ可能性があるってこと!?」


 待って待て待て!?

 あれ、そういえば私幼稚園児の背丈だよね...あの二次創作、「恐怖の幼稚園で魔法を駆使し、子どもたちを助ける」という題名だった...

 まだ内容はそんなに読めてないけど、魔法を駆使し...!?

 つまり...魔法が使えるってこと...!?魔法が使える...じゃあ回復とか?


 猫空「ヒール」


 ドローンに掛けてみたけど効果はない。

 まぁこれ機械だし...でもきらきらーって感じじゃなかったな...炎とかは?


 猫空「炎」


 指先に出るようやってみたけど...あれ、出ないなぁ...

 ここらへんは二次創作の本持ってないし...原理がわかんないや☆


 猫空「ん?そういえば、そこにおもちゃっぽいのあるっぽい...って、ロボット?」


 そこには後ろ向きのロボット。充電池が無い。


 猫空「もしや...かわりにこの子を...?だったら電池探しに行こう!!」

 原作だと、あそことあそこだった気が...

 猫空「って、ない!?さすが二次創作...でもその分不自然なとこがいくつかある!そこを手当たり次第探していけば...あった!」


 まず一個目はおもちゃ箱に在った!じゃあもう一つ探そう!




 ――――一時間後――――




 猫空「ないないないない!?ないんだけど!?」


 まったく見つからない!!探してないとこは無いと思うけど...あれ、あそこ...ふしぜんに尖ってない?よくよく目を凝らすと...


 猫空「あった!?」


 届きにくそうなとこに、電池発見!めっちゃめんどい!でも届かないしな...あ、持ってる電池入れに行こ。



 カチャッ。



【ピピピッ《天使の羽》ガ、ツイカサレマシタ】

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