第11話 掲示板回


《掲示板》謎のロリっ子について語るスレ14




 105:名無しの探索者



 あのロリっ子が現れてから、もう一週間経つのか....




 106:名無しの探索者



 お?お前も禁断症が起き始めたか?うん?



 なんていってるけど、俺もうあのロリっ子を見てないと、なんだか落ち着かなくなってきたんだよな....




 107:名無しの探索者



 106>ようこそ、ロリコンランドへ




 108:名無しの探索者


 でもあのロリっ子だけど、この前ダンジョン協会に出入りしてたらしいぞ?



 しかも、なんとビックリ!そこに春香ちゃんがいてチャラいで有名なAAランクの兄弟バスターズが絡んでいたんだよ




 109:名無しの探索者



 は? なにそれ?もっと詳しく!!




 110:名無しの探索者



 109>それがな、俺もそこに出くわしたのが、絡まれている後で、強引に春香ちゃんの手を捕まえようとしてた時に




 111:名無しの探索者



 110>時に?




 112:名無しの探索者



 勢いよく何が石のようなものが奴らのケツに擦れてスボンが燃えなんだよ(笑)



それから、どこからかフードを被った小柄な子が春香ちゃんの手を引いてどこかにいったんだよ。




 113:名無しの探索者



 ファwwwマジかよww



 俺もこの現場見たかったぜ。




 114:名無しの探索者



 色々と協会本部も、そのロリっ子の事、匿ってる感じだけど、春香ちゃんのおかけで、ある程度認知されて来てるな




 115:名無しの探索者



 これからの、ロリっ子と春香ちゃんの今後が楽しみだな!!




 116:名無しの探索者



 だな!今後も探索者の行動を俺たちなりに、見守りつつ楽しく配信を眺めていようぜ!!




―――――――――――――――――――――――――――



 208:名無しの探索者



 みんな!” 𝐓Y ”見てるか!?



 やべぇぞ!あのロリっ子ちゃん『探索者カオル』がこれから配信活動するらしいぞ!!



 209:名無しの探索者



 ええ!?マジか!?それじゃあ春香ちゃんと一緒に居たってのもホントそうだな。



 それにもしかしてだけど、この24日の配信って春香ちゃんと配信するってこと!?




 210:名無しの探索者



 それなら俺はぜってぇ!見に行かないとな!!



 それに、あの時の事とか色々と聞けるかもしれないし!うわぁ!楽しみだわ!!




 211:名無しの探索者



 ほんと協会の人達もよく隠しと失せてたよなぁ〜もしかしたら、協会のトップと知り合いだったりして?




 212:名無しの探索者



 有り得そうだな....たけど、そんなことはもはやどうでいいのだよ!!



 これから、あのカオルちゃんの配信が見れるなら俺はもうなにもきにしないぜ!!




 213:名無しの探索者



 ほんとそれだよなぁ〜



 あの子の見た目は唯一無二だし、それにダンジョンでの爽快な戦いぶり、絶対バズるだろう!もはやバズってるんだけども(笑)




 214:名無しの探索者



 だな!ってやべぇ....まさかあのお嬢様も大絶賛してる(笑)




 215:名無しの探索者



 うわぁ(笑)ホントだ、あの鹿苑寺家のお嬢様までそう言えばだけど



 前にもお嬢様が春香ちゃんの配信見てた時に、あの子のこともネットで書き込んでたな



 もしかしたら、色々とこれから面白くなってきそうだな




 216:名無しの探索者



 ていうか、今回の配信はもしや春香ちゃんと合同....




 217:名無しの探索者



 間違いないな!よし!明日まで全裸待機で構えるんだ





   ◆    ◆    ◆





sideアリア



「はぁ〜念願の薫ちゃんがまさか配信をするなんて....もう、最高だわ!!」


そう頬を染めてはしゃいで喋るアリアは、” TY ” のメイン垢でカオルの垢を眺めてにやにやしていた。

一先ず、あの申し出を断らなかったことが、この姉妹にとって不幸中の幸いだっただろう。


そして、あの事故が会ってからというもの、春香さんの配信で、ことの詳細はある程度話されていたけど、まさかこんなサプライズ的なものをしてくれるとは、思わなかった。


だが、それによってあることを思いついたアリアは、ある所に連絡をいれる。


「もしもし、私です。」

『おう、久しいな嬢ちゃん今日は何か用なのかい?』

「ええ、すみませんがひと仕事して貰いたくてあなた方を、雇いたいの、それと詳細はあなた達の――――」

『分かってるよ。霧絵お前が直接話せ!その方が早い。』

『わかったよ』


そう言って電話の人物が変わる。


『もしもし、アリアちゃん久々だぁ〜、それでアリアちゃんの依頼って例のこと?』

「多分、霧絵さんが思っていることと同じかもしれません。でも一応詳細だけは伝えておきたいので聞いて貰えますか?」

『―――わかった。』


私は、その内容を霧絵さんに話していく。


『うん、大丈夫その依頼引き受けるよ。』

「本当ですか!?ありがとうございます!!それでは拓斗さんに変わって貰えますか?」

『うん、了解お兄ちゃん電話ぁ〜』

『うん?おう!もう話し終えたか?』

『ん、大丈夫』


そう言って拓斗さんに電話を返す霧絵さん

私は変わった事をする依頼したけど、多分大丈夫この2人なら、難なくこなせるはずだ。


そうして、拓斗さんに切り替わる。


『とりあえず詳細は霧絵に後で聞くけど、とりあえず一つだけ釘さしとくは、お前は学生何だから、安全にしてろよ?前みたいに変な奴とか現れないとも限らないんだからよ。』

「それは重々承知してます。でもこの今回ばかりは私にとって重要なんでほんと宜しくお願いしたいんです。だから―――」

『へいへい、分かってるよ。まぁ、また連絡とかしてくれていいからな。』

「はい、その時はまたお土産話でも聞かせてもらいますね。」

『はいよ、じゃあな。』


そう言って拓斗さんは、電話を切る。

私は少しニヤついて自分の部屋に飾っていた。額縁に入った薫ちゃんの写真を見ながら、妖艶に微笑む。


「待っていてくださいね。マイエンジェルカオルちゃん♡絶対に、逃したりしませんから♡」


そう言って、パソコンやスマホなどでも薫ちゃんの活躍する姿を見ながら、会える日を待つのであった。




◇◆◇◆◇◆


お読み頂き、ありがとうございます!


より多くの人に読んでもらうため


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〈あとがき〉


すまぬ遅くなってしまいました....〘1日遅れに予約してた〙


掲示板回編だけをやろうとしたら、思いの外なんかしっくり来なかったので、急遽アリアの回想シーンを入れました。


そして次回の続きは、春香ちゃんと薫の初配信となっています。


投稿予定は、すみませんが11月初め頃を予定していますのでよろしくお願いした。


それでは((ヾ(˙ ˘ ˙。)フリフリ

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