ここでは、作者様の日常の心霊体験が綴られています。

自分たちの身近な場所に、案外“いる”ものなのだと知ることができます。
リアルを感じたい方には、ぜひ一度読んでいただきたいです。

そして、今までに心霊現象など不思議な体験をされた方が読まれると、「確かに」と納得できる内容もたくさんあるかと思います。

それだけ、実際にあり得ることが書かれています。
とても読み応えのあるエッセイです。

霊感にも色々な人がいるという事　本当です
よくできた怪談（創作）は認めますが　
まとまった実話は　それないんじゃない　と思ってます
その点　ここには実感がつまっていて　興味深かったです
ちなみに私は話しかけられて会話した事はありますが　
目で見た事はありません　

一口に霊感といっても、いろいろなレベルと能力差があるらしいです。

神の声を聴ける審神者（さにわ）。霊を除霊・浄霊できる霊能力者。
モノにふれて、そこから記憶を読み取れるサイコメトラー。
人の病を治せるヒーラー。イエス・キリストはヒーラーとしてすごかったらしいですね。

さて、作者さまの霊感は我々凡人に近く「ちょっと見える」というくらい。
なので、劇的なことは何も起こらない。

「あっ、幽霊がいた……かな？」というエピソードが延々と続きます。
もしかしたら、これが「霊が見える人」の一般的な感覚なのかもしれません。

少しホラーな日常をのぞきたい方には、オススメです。
そこまでこわい話はありません。