第43話 勇者の集い。再び。

ここはドレスデン法国の王都にある城の一室。

立て続けに事件が起きた事を機にもう一度勇者たちが集まる。短期間の間に集まるのは実に3年ぶりだ。



「由々しき事態だ。ユウトが殺されただけでなく、タケシも負けた。それも全て新たに誕生した4人目・・・の魔王によるものだ」



険しい表情で上座に座るコウが口を開く。治療中のタケシを除けば、唯一4人目の魔王に直接会っている人物であり、勇者最強のコウから逃げたというだけで、周りから4人目の魔王に対しての危険度は相当なものとなっている。



「コウちゃん。魔王の所在地なら掴めてるんしょ?なんで攻めないのぉ〜?」



次に口を開いた人物はトミタヒナタ。1人で数千にもなるモンスターの軍隊を召喚することができる[孤独連隊]の異名を待つ人物で、特徴的なこの世界には不似合いのパンツが見えそうなほど際どいラインを攻めるミニスカのセーラー服に上から毛糸の萌え袖セーター。金髪ツインリングに二重で宝石のように大きか綺麗な眼。モチモチとしていそうな柔らかな肌。常に潤いが保たれている真紅の色っぽい唇。ゆるふわ系の印象を持つ非の打ち所がない美じょ.....に見える美男だ。



「彼らはフェルト帝国と同盟を結んでいる。上はあの帝国と戦う意思は、まだ無いようだ」



「このままだとやばいっしょ!うちらドレスデン法国の転生者たちが、今になって3人もやられるなんて。ただでさえ減っているのに残り20人なんて怖すぎてぴえん.....」



ヒナタの言う通り、今になって3人も仲間たちが潰されるのは、明らかにおかしい。



「わたしの想像でしかありんせんが、その魔王は転生者なのではありんせん?」



「可能性はあるが、女神様がなぜ今更送ってくるのか理解できない」



正直、転生者だろうが現地人だろうが関係はない。我々を倒す力があることが問題。他に気がかりがあるとすればタ────

「────俺は、まずカナタの処分を優先するべきであると思うのだが」



武将のような立ち振る舞いで色黒で彫りの深い顔立ちのノブタカ。装備も甲冑に類似したものを着用している。何でも有名なあの将軍の子孫だとか。



「カナタなど、探知が優れているだけの雑魚でありんす。わたしはキョウスケの件を優先した方がいいと思いんすよ」



「貴様に何がわかるテレジア!」



「時代遅れは黙っててくんなまし?」



ノブタカに噛み付くのは、転生者唯一の外国の子。テレジアは口は良くないところがあるが誰よりも仲間を思う優しい心の持ち主であり、黄金に輝く髪に、サファイアのような青の瞳をしたまだまだ幼さが抜けきらない少女。



「テレジア!ノブタカ!会議の場で喧嘩はやめろ」



「ありがとうタカヒロ。前回も喧嘩があったね。喧嘩するほど仲がいい…なのかな?」



タカヒロは、本日は欠席している始まりの4人であるシオリの一番弟子として、シオリの周辺を護る茶髪でソフトモヒカンの表情豊かな青年で、魔法の才能ある人物。



「チッ。申し訳ありんせん」



「騒ぎ立ててしまい申し訳ない」



「じゃあ、続けてもいいかな?」



話し合いの結果、とは不可侵条約を結んでいるため心配はないので、新たな魔王についてはテレジア、ノブタカに任せつつ、残りの面々の第一優先は裏切り者のキョウスケの捕縛。カナタに関しては、信頼していたので残念だったが、脅威になるほどの実力は持ち合わせていないので、放置することが決定した。


会議が終わり退出し、城の中を歩いていると、突然スミレに呼び止められた。



「コウ…キョウスケがレンを殺したって本当なの…?」



あれだけ大人しく良い子だったキョウスケが、レンを暗殺した話。本人が行方不明のため発端がわからない。ただ現場検証の魔法で確認した際には、レンは守りに徹し、キョウスケを説得しているように見えた。魔法で音を拾えないのが残念だが、キョウスケが仕掛けたようで間違いないように思える。



「あぁ。現場に行けば魔法で映像を確認できるよ。スミレはショックだろうから見せなかったが、君が見たいというなら見せる」



「そっか…」



「君の弟だったね…できるだけ早く見つけるよ」



「うん。ただ…」



「ただ?」



「あの子は昔から優しかった。こっちに一緒に来てからも誰にでも優しくしてたの。だから信じられなくて」



「事情は本人に聞くとしよう」



「そ、そうね…」



しかし数日後、再び現れたキョウスケの手により、カノンを始め3人の転生者が殺された。



「・・・」



「スミレ・・・?」



キョウスケの罪が明確かして以降、スミレはろくに食事も摂らず壁に頭をつけたまま俯いている。美剣と呼ばれるほど美しかった彼女は、かなり痩せこけ髪も白くボサボサだ。


前のスミレの面影は無い。



「スミレ。気持ちはわかるんだけど、君が亡くなってしまったらキョウスケ君が悲しむよ?」



「ぅ.....こ...す。.....ころ.....す」



「殺す?キョウスケ君は君の弟だろう。殺すのではなく捕縛だ。しっかりと罪を償わせよう」



「もぅ.....さ?何もいらない.....みんな壊す.....みんなころ.....すっ」



【スミレの急激な魔力の減少を確認。このままでは死亡します】



スミレには同情する。キョウスケの事件以降、他の転生者に揶揄されている。僕やテレジアはシオリまでも悪く言う者たちを諌めているが完全には無くなっていない。仲間からの陰口や悪口。信じていた唯一の肉親の裏切り。度重なる負の連鎖に耐えかね、死んで楽になりたいのだろう。だがここで見殺しにする訳にもいかない。


自暴自棄になって周りが見えていないだけで、スミレを心配する者や大切に思っている者達がいるんだ。もちろん僕もその1人。



「諦めるなスミレ。貴女が死んだら俺は悲しい。だからそこにあるご飯を食べて、栄養を摂って生きるんだ。弟のためにも」



「ありがとう.....。でも.....もう.....いいや」



【スミレがスキル[堕落]を獲得しました】



聞き覚えのないスキルだ。だがあまりいいものではないのはわかる。



「スミレっ!!」



「.....」



スミレはしばらくの無言の後、赤子の呻き声がどこからか響き渡り、身体から漆黒のオーラのようなものを発し始める。彼女は転生者でも珍しい光属性の持ち主。漆黒のオーラなどあり得ない。



「スミレ.....君を傷つけたくない。落ち着いてくれ」



この城内には転生者以外にも、王をはじめ王に仕える一般人も多くいる。スミレには悪いが、ここで狂い暴れ始める場合は力でねじ伏せるしかない。スミレは僕たち転生者の中でも始まりの4人に次ぐ実力の持ち主。止めるのは容易ではないだろうが。



オ前ミタイナ雑魚体が言うこと聞かない....コロシテヤル助けて



「わかった」



(スミレを鑑定)



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ハヤサカスミレ Lv100 [風属性][闇属性]

[悪魔種][人間種]

[聖騎士Lv10][勇者Lv4]


体力 5000

魔力 8000

知力 1600

攻撃 9999

防御 9999

魔法攻撃 1800

魔法防御 3500

素早さ 1303


スキル[鑑定Lv10][堕落Lv1]

[明けの明星Lv2][嫉妬Lv1]

[洗礼Lv3][憤怒Lv10]

[汚染Lv4][改造Lv1]

[魔王Lv1][破壊衝動Lv6]

[天才肌Lv3][並列思考Lv1]

[誘惑Lv7][謙譲Lv5]

[剣士の心得Lv1][百人斬りLv1]

[無慈悲Lv1][悪魔を統べる者Lv1]

[守護への貢物Lv10][要塞化Lv9]

[膝を屈さぬ覚悟Lv10][剣舞Lv2]

[跳ね返しLv8][騎士の名の由来Lv10]

[勇気ある者たちの進軍Lv10]

[乗馬の才Lv10][騎乗上手Lv10]

[属性付与・剣Lv10][敵意吸収Lv8]

[完全歩行Lv5][集へ兵士よLv10]

[追従槍Lv6][投槍撃Lv10]

[探知Lv4][不動Lv7]

[根性Lv4][投擲Lv4]

[斬撃Lv10][超斬撃Lv2]

[三連斬撃Lv10][盾殴りLv8]

[光超脆弱Lv10][闇脆弱Lv2]

[麻痺無効Lv2][恐慌無効Lv1]

[即死無効Lv1][毒無効Lv1]

[石化耐性Lv4][出血耐性Lv1]

[水耐性Lv10][闇耐性Lv2]

[防御強化Lv10][素早さ強化Lv7]

[光強化Lv10][風強化Lv2]

[回避上昇Lv6][魔導防御Lv10]

[石邪眼Lv10][恐怖邪眼Lv10]



魔法[超突風エンリルLv3][悪夢支配ポベートールLv1]

神盾イージスLv10][神への冒涜ブラスフェミーLv1]

恨むグラッジLv1][首締めガローズLv1]

悪魔行進デビルマーチLv1][必中ロックオンLv6]

魔法大強化マジカルスーパーブーストLv2][魔法防壁マジカルウォールLv4]


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



スミレが覚えたないはずの魔法やスキルがある。それにあったはずのスキルや魔法がいくつか消えてるな。なんだ悪魔種?闇属性?



(スキル[堕落]とは?)



【不明】



使えないな。



超突風エンリルッ〉



魔法陣から放たれし牛を模った風の塊が、僕へと襲いかかる。無数の斬撃と共に後方へ大きく吹き飛ばされた。



「いきなりひどいなぁ」



だがデフォルトで初撃の無効化効果を付与していたおかげでダメージはない。すぐさま体制を立て直しつつ、着替えの指輪を使用し、戦闘形態へと移行する。.....とはいえ僕が普段使用するベガルタの剣や白銀白衣プラチナムプレートなどではなくどれも性能が劣る武具。得意な肉弾戦での戦いは困難だろう。



「久々の人間界ダ!楽しませロ」



声はスミレのソレだが、話し方がまるで違う。先ほどの助けての発言といい、やはり何者かに肉体を支配されているのだろう。



「スミレじゃないな?誰だ?」



「我が名はサタン。世界を滅ぼす者の名。覚えておケ!」



サタン.....その名前に覚えがある。いや忘れるわけがない。俺らが転生するきっかけとなった元凶の名だ。3人いた魔王のうちの1人。その中でも最悪の存在。それがサタン。


だが5年前に僕らで倒したはずだが?



「サタン。お前はもう死んだはずだろう」



「何故ワレヲ・・・?イヤ待て。その顔覚えがある。思い出したゾ!!貴様ナカイコウか!」



「魔王様に名前を覚えてもらえるなんて、光栄だな」



「チッ.....少々厄介な相手ダナ」



スミレ改めてサタンは漆黒の蝙蝠のような翼を出現させ、窓へと走り出し逃走を図る。



「逃がさないよ。〈世界監獄ワールド・プリズン〉」


僕のいる城の2階の全てに、効果を限定した上で発動した拘束魔法。範囲内を世界から隔離することで、無機物の破壊が不可能となり、魔法を突破するか発動者を殺さなければ永続する効果がある。多少の人間は巻き添えをくらうことになるが、犠牲は最小限で済む。



「ハハッ!誰が逃げると?お前を今ココでコロス!」



「スキル洗礼バプテスマ発動。〈悪魔排除エクソシズム!〉」



激しい光がサタンを包み込み、肉体から蒸気が吹き上がる。悪魔排除エクソシズムは中位までの悪魔は問答無用で消せる。また悪魔特攻の攻撃魔法のため、消すこと叶わなくともかなりのダメージを出すことができる信仰魔法。しかしサタンは全く効いている様子は無い。



「そんなの効くカ!〈悪夢支配ポベートール!〉」



サタンは再び魔法陣を展開させ、羊やら蛇やら獅子やらを無理矢理混ぜ込んだような醜悪な見た目の形を成している黒いオーラを僕にぶつける。



「僕にデバフは効かないよ。〈世界樹拘束ユグドラシル・バインド〉」



通常手段でのデバフに関して、僕には通用しない。サタンの攻撃を無視し、床から急速に生えてくるトネリコの木の幹に酷似した2本の植物がサタンを縛り上げる。



「ぐっ.....」



さてどうしたものか。サタンだけを肉体から切り離す手段は僕のスキルでおそらく可能だが、抵抗する相手に使用する場合は切り離せる確率はとても低い。ある程度は弱らせる必要があるが、肉体の損傷はできるだけ避けたい。やはり本気の装備以前に、魔法を軸に攻めなければならない。



「困った。魔法はあまり得意ではないんだ」



「ブツブツと.....ワシを魔法で圧倒しておいて得意ではないダトッ!バカにするのも大概にシロ!!」



魔法が得意ではないのは事実。基本的にスキルメインの僕には、魔法はあくまで補助の役割でしかない。魔法をメインに据える戦いを経験した事がないのだ。


やり取り中で、サタンは自力で拘束から抜け出し、再び僕に魔法を唱える。.....も現状使える魔法では、僕に致命的なダメージを与えることは不可能。Sランク魔法の使用制限も残り1回。幸いなことに、スミレも僕同様にメインはスキルを用いた肉弾戦。サタンはまだそれに気がついていない様子。


困った事にスミレは聖騎士というタンク職に、勇者の群を抜いた戦闘力が掛け合わされ体力を削るにも骨が折れる。スキルの有用性がバレる前に何としてでも倒す!



「僕ももう少し本気で行くよ。〈完全なる悪魔祓いパーフェクトエクソシズム〉」



先ほどよりも強く激しい光がサタンを包み込む。流石のサタンといえどこれには思わず膝をつく。



「こうなれバ、ワレモこの女の力を使うとシヨウ。我が肉体を守護する盾ヨ、我に破壊をもタラス矛よ、顕現セヨ『武装を纏う力アームド』」



白を基調とした金属製のチェストプレート。肩パットには黄金のラインで描かれた太陽。左右の腰頭以外は、金属でなく純白の布を垂れ下げている露出が極力抑えられた清楚で美しいデザインのドレスアーマーの守護の花嫁ブローディア。僕のスキル同様にデバフの無効化や闇属性の攻撃に対する耐性。など複数効果のある最上位の防具。斬撃にまつわる攻撃に光属性を付与する、剣先の細い十字型の光を捧げる剣アウローラ。魔力が付与されていない飛び道具を完全に無効化する、中心にペガサスが描かれた純白のカイト・シールドの白金星アルバ。魔力の最大値を上昇させる、白鳥の翼のような美しきティアラ王女の証ティルスが六角形の魔法陣から現れ、自動的にサタンに装備された。


最悪の展開だ。スミレが私服の白のワンピースであったため、素通しで僕の魔法が通じていたが、ここにきて普段のスミレの装備がサタンに着用されてしまった。しかも戦いながら痩せこけていた肉体が元の状態に戻りかけている。


古より生きてきただけはある。ランク魔法よりも信仰魔法よりも歴史の古い詠唱魔法を使えるとは。厄介なことにどの詠唱魔法が使えるかは鑑定を持ってしても確認はできない。


肉体へのダメージの懸念から、剣は鞘に納めたまま抜き、三連斬撃トリプルスラッシュで様子見を行う。サタンが操るとはいえ、元の肉体の持ち主はスミレ。不恰好ながらもほぼ同時に降り注ぐ三連撃をスキルを介さずに迎撃された。



「この程度カ?勇気ある者たちの進軍スパルタ・ザ・ラッシュッ!!」



サタンの前に円形の小さな盾と長い槍を持った不透明な黄色い影の兵士が10体現れ、とてつもない速度で僕に突進攻撃を仕掛けてきた。槍の一撃は僕の防御効果を貫通し、かなり手痛いダメージを与える。これにはたまらず斬撃のエフェクトが銀河に輝く数多の星に見える時空断絶コスモスラッシュでスキルを掻き消す。



「さすがだね。これならどうかな黄泉斬りヨミギリ!」



青白い炎を纏った剣がサタンを正面から捉える。このスキルは肉体ではなく内側からダメージを与えるもので、悪魔種や死人種に特に有効な一撃。だがこれだけでは終わらない。



火葬クリメーション



同様に悪魔種に有効な熱くない炎を放つ信仰魔法でダメージを稼ぐ。だがここでサタンは非道な手に走り、近くにいた中世のスーツ姿の一般人を掴み、剣を首元へ突き立てる。



「こいつガどうなってモイイのか!」



「お、おやめくださいスミレ様ッ.....!!」



人質が有効だと学習させれば更なる被害をもたらす結果となってしまう。いくら監獄内とはいえ2階にも一般人は20名はいる。申し訳ないが.....


僕はサタンとの距離を一瞬で縮め、黄泉斬りヨミギリによる斬撃で人質諸共サタンはダメージを入れる。人間の人質には高いダメージはないが、それでも種族レベルの低い人質の男は僕の一撃で致命的なダメージだった。


サタンが人質を捨て後ろへと引く中、スキルを発動し人質の男を一瞬で治療し、再びサタンへと距離を詰め、もう一度同じスキルでサタンを袈裟がけに斬り裂く。



「貴様その強サ.....やはり神から与えられシモノか」



「さあね?君が知る必要は無いよ」



神の存在を知っているのか。やはりこいつは危険だ。最悪スミレを殺してでも止めなければ他の者にまで.....いやスミレは良き友だ。



「流石にマズイナ。今の状態でお前に勝てる気がシナイ」



【警告。何者かが世界監獄ワールドプリズンに干渉しています】



(何?誰の仕業だ)



【不明。ただ高次元な者だと推測されます】



サタンは何やらここにはいない第三者からの電話メッセージを受けている素振りを見せる。逃してたまるか。



「置き土産ダ。〈悪魔行進デビルマーチ〉また会おう〈長距離転移ロングワープ〉」



大量に召喚された悪魔を瞬殺しつつ、サタンへ一撃を入れるためスキルを放つも、スキルは虚空を斬り裂く。逃げられた.....か。



「何ごとぉ?って!何かの悪魔たちぃ!」



「ヒナタか。ここは任せるよ。僕はスミレを追う」



「スミレがこれを.....?わかった。行っておいでぇ」



「頼んだよ」



とりあえずはスミレを救うことを優先しよう。

俺は国を後にし、スミレを追った。

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