ミラベルはいいぞ…!!(限界オタクによる布教文)
一昨日(2023/11/17)の21時から、金曜ロードショーにてディズニー映画の『ミラベルと魔法だらけの家』が放送されました。もちろんリアタイしたのですが、
…もう、最高でした。
この作品、半年だったか1年だったか、それくらいずっと見たかった作品だったんですけれど、中々見る機会がなくて。ひと月前くらいに金曜ロードショーさんから放送の告知があった時は本気で心臓が止まるかと思いました。
一昨日までの1週間はこの為だけに生きてましたもの。ほんとに。
そんな事情もあり、ようやく叶った地上波での『ミラベル』のリアタイ。未だに興奮が冷めないので、あと1週間くらいは余裕で語れると思います。
てなわけで語ります(・ω・)/
なお、この先の文章はオタク全開の布教文となっておりますので、それでもよければご覧くださいませ。…恥ずかしくなったら非公開にしますね。
◇◇◇
『ミラベル』という作品は、簡単に言うと家族愛のお話ってことになるんでしょうか。名家ならではの責任と「自分らしさ」の狭間で悩み、対立しすれ違いながらも、最後には和解して新しい家を作っていく。そんな話。
家族の中で唯一、奇跡という
ストーリー面のご紹介が済んだところで、ここからは個人的な『ミラベル』の魅力について。個人的に楽曲と各キャラクターの声が好きなので、主にその辺りについて語ります。
まず、楽曲。今作品は南米のコロンビアが舞台になっており、その楽曲はどれも自然と体が動き出すような、情熱的でお洒落な曲となっています。ラテン調の音楽がお好きという方は、きっとお気に召されるんじゃないでしょうか。
実際その「良さ」は数字としても出ているらしくて、一番のヒット曲「秘密のブルーノ(原題 "We Don't Talk About Bruno")」は、海外ではあの『アナと雪の女王』の「Let It Go」以上の人気を博したとか。具体的な数字は忘れてしまいましたが、とんでもないですよね。
(追記:2023/11/21現在、YouTubeに上がっているWe Don't Talk About Bruno(公式による投稿)は英語版で5.6億再生、特別に編集された21言語版も5733万再生されているようです。日本語版はそれと比べると多少落ちます(1934万再生)が、だとしてもとんでもない数である)
曲自体も、「ブルーノ、ノー、ノー」というキャッチーなフレーズが耳に残る良曲。ただし、その実態はブルーノおじさんの風評被害ソングなんて説も…いえ、これはネタバレになるのでやめておきましょうか。
余談ですが、この曲の途中で、ミラベルのいとこのカミロくんがミラベルをお姫様抱っこするシーンがあるんですけれど、これは幻覚じゃないですよね?
もちろん、他の楽曲にもハズレなし。個人的には、イサベラとミラベルの「本当のわたし」とか、物語冒頭でミラベルが歌う「不思議なマドリガル家」とかオススメですね。ある楽曲で使われているフレーズが他の楽曲にそのまま出てくる、なんてことも結構あるので、そこにも注目しながら聴いてみてはいかがでしょうか。
そして、声優陣。
今作品、日本語吹替のキャスト陣がまあ豪華なんですよ。ディズニー映画ならこれくらい豪華なのは普通にあるのかもしれないですが、今作品だけ見ても充分豪華だと思います。
悪口を言うつもりは微塵もないので皆様の名前をそのまま出させて頂きますが、ミラベル役の斎藤瑠希さんは、ミラベルにこの上なくぴったりなんですよね。歌唱力も物凄く高くて、物語冒頭で流れる「不思議なマドリガル家」の生き生きしたミラベルに、私は一発で虜になりました。
事前にディズニー公式YouTubeで散々聴いていてもこれですからね…。初見だとどうなっていたか…(『ミラベル』の楽曲は全て、日本語版も英語版も公式がYouTubeに上げてくれているので気になる方はどうぞ)
その他、ミラベルの長姉のイサベラに、涼宮ハルヒ等で有名な平野綾さん。次姉のルイーサは「三時のヒロイン」のゆめっちさん。
いとこのカミロに畠中祐さん。個人的には、マリオの映画でルイージの吹替を担当されていたのが印象的ですね。イケメンなカミロくん、結構好きです。
ミラベルのお父さんのアグスティンに、『ドラえもん』のスネ夫等で有名な関智一さん。イサベラの婚約者のマリアーノに『アナ雪』のオラフ等で有名な武内駿輔さん。
…などなど。
そして、今作でミラベルの次、もしくは同じくらい重要なキャラであるブルーノの声は中井和哉さんが担当していらっしゃいます。ゾロや土方十四郎で有名なあの方ですね。
正直なことを申しますと、私がこの映画に興味を抱いたきっかけは完全にこの方なんですよね。中井さんのお声もお人柄も大好きなもので…。
中井さんがディズニー映画で吹替を、それも気弱なタイプのキャラを担当なさったという事実も相当衝撃的だったんですが、それ以上に驚かされたのが「この映画で中井さんが歌も披露していらっしゃる」という情報。これにまんまと釣られた訳です。
この歌というのが、「奇跡はここに」という物語のラスト付近で流れる曲なんですが、ここで数フレーズだけ中井さんの歌声が聴けます。くるくる回りながら歌ってるブルーノおじさん、とてもかわいい。
もはや声優さんとはあんまり関係ない話になるのですが、ブルーノおじさんって、穏やかで気弱で健気、ちょっと変な人だけど家族愛に溢れた、3つ子の末っ子属性持ちの可愛いおじさん(50)なんですよ。不憫な立ち位置ではあるけど、やる時はやる男。
そして日本語の時はあの中井和哉さんの声帯を所持している。
…色んな意味でとんでもないキャラクターじゃありません?
ディズニーさん、本当にありがとう。
◇◇◇
あれ、気付いたらこんな文字数に。すみません、好きなものは語り始めると止まらないもので…。本当に、X(Twitter)くらいの文字数じゃ足りないんですよね(何ならこれでもまだまだ足りないんですけども)。
この他、イサベラへの嫌悪感から生まれるミラベルの顔芸とか、楽曲中でミラベルの眼鏡を直してくれるお姉ちゃんなルイーサとか、ブルーノおじさんの健気さと可愛さとか、細かい推しポイントを語ろうと思えばまだまだいくらでもできるんですが、ネタバレになりそうなのでこれ以上はやめておきます。気になる方はご自分の目でご覧くださいね。
ここまでのご閲覧、ありがとうございました。
もし機会があれば、映画も見てみてくださいね!
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