傷痕

ハナミ

第1話私の煌めき

私には傷痕がある。

幼少期は万華鏡に書いてます。

二度目の結婚には愛なんてなかった。

ただ諦め

ストーカーで

毎日

毎日

携帯には

1000以上の

連絡

ふと

逃げれないな

私なんて

生きていても仕方ないし

前の旦那は

不倫だし

なんで

人間は恋をするのか

分からない

親の顔を見るくらいなら

ストーカーの手を取った

その日に

服をまとめてと

私はスーツケースに服と分からないように

今まで

もらった

貴金属を隠しもった

ストーカーの名前?

何がいいかな?

一にします

一はいきなり付き合うのを決めたと

同時に

仕事を辞めていたのか

仕事をしなく

なっていた

私は一を1度も

好きだとは思った事がない

私は

ジャンク

男性を愛せない

女性も愛せない

恋愛的意味で

この日から

坂道を

コロコロ落ちるように

落ちた

付き合った日の3時間後は

一のおばあちゃんの家にいた

その日から

同棲で

一はニート

私は働いて貯めていた貯金があったが

一は

1級品の

寄生虫だ

パチスロ行こうと

私は

ギャンブルをした事が無い

ただ

私は

生に無関心で

どうでよく

黙って行って

ただただ

一にお金を渡して

ずっとずっと

私も

スロットをしながら

お金って

消えるの早いな

って

私の貯金が消えるまで

2ヶ月半

毎日

ギャンブル

一のおばあちゃんの

いびりが始まる

くだらなすぎて

忘れたけど

クレイジーなのは

覚えてる

一が仕事に行かないのは

私のせい

もう

自分で善悪が分かる歳だよ

地獄のスタートラインが始まった

一に

頭を下げられ

消費者金融でお金を借りて欲しい

どうでも

ホント

良かった

なんか

落ちちゃって

みたいな

奈落の底まで

その日

4箇所

消費者金融にお金を借りに行った

130万くらい

どうしたと思う?

パチスロだよ

ある意味

尊敬

無くなるの

1ヶ月ちょっと

一の顔を見るの飽きた

仕事

日払いの

水商売休みなく2箇所

1週間働いた

一は

悪に手を染めながらも

塗装屋を始めた

変な薬も

始めた

まるで自分を

罰するように生きていたのかも

近所に

ラーメン屋が出来た

オープンスタッフで朝の7時から15時まで

週に4回

それが終わると買い物

4時に家に帰り

おばあちゃんには

毎日文句を言われ

一は

財布からお金を盗み

なんの

疑問も無かった

というか

どうでも良かった

一のご飯を作り

私の食費はないから

店で

アルコールで満たす

たまに

差し入れや

寿司が食べれる日も

仕事は日払いでそのうちの

半分を一に渡す

残りは食費かな?

店で着る服を買うかな?

2時に終わって

3時間寝て

一の朝ごはん

お弁当を作り

消費者金融の支払いをして

たまに

考えた

笑うってどんな感じ?

泣くって?

不思議と

私には無い感情だから

そんな毎日が

2年以上続いた

妊娠した

でもさ

私の中には

結婚の2文字は無いわけで

その時に

うっかり忘れていた両親に

妊娠して

来月出産予定

結婚は?

と聞かれた

どうでもいい制度だと思っているので

一の家族に説得されて

籍をいれた

親も会いにきた


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

傷痕 ハナミ @muneta

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ