誰だって楽したい。争いとは無縁の生活を送りたい。平穏が欲しい。欲しいもだが、凡人常人として生きたいのに、生きられない。かといって、放り投げるわけでもなく、しっかりと生きていく。加えて、この作品は転生とチートを扱っているが、ただ持っているだけ、使っているだけではないのが特徴。使うには使うだけの知識と技量が求められるもの。チートだろうと力は力、甘んじることなく努力を重ねていく。読んでいてあれ、と思うのは確か。なんでかは読んでお楽しみ。
だらだら続かずきっちり終わった良い小説でした。次回作にも期待します。