■感想
★1,000 から ★2,000 はあっと言う間でしたね。
そういえばコンテストに応募されたんですね。それに合わせたのか第3章から段落書式もリニューアル、前より見やすくなって嬉しいです(第2章以前も少しずつでも対応されると嬉しいかな……ちらっ)。
ところで私はある程度まとめて一気に読むタイプなので、三週間ぶりに続きを読み始めたら登場人物達の名前を見て……誰だっけ? みたいな(鳥頭だし)。そろそろ第1章の前に簡単な登場人物紹介一覧を設けて、適宜更新していただけると助かるかなと思ってみたり。
■気になった事柄
●第3章
第1話
・などなど意外とと言っては⇒「意外と」+「と言っては」で成り立つようにも思えるが、普通は「意外と言っては」とすると思う。
・少なくとも一般的に入られてる階層⇒後々「特殊な階層」があることを匂わせたいのなら「少なくとも普通に入る階層」かな。そうでないのなら、もっと簡単に「少なくとも各階層」か、もっと具体的に「少なくとも地図に記載の階層」とした方が分かりやすいかも。
第2話
・人の進みは早い⇒速い
・魔石と牙と皮膜を拾いながら⇒主人公はこの時点では「被膜」と断定できていないのだから「魔石と牙と皮膜っぽいものを拾いながら」になると思う。
・一応警戒して言っているんだろうか?⇒先頭の2人を指すなら「行っている」? 魔物を指すならシャーシャーと言っているってこと? それとも少し前のエレノアの言葉「私も前に出ますね」を指すの? いずれにしても今のままだと解釈しづらい。
第3話
・油断しすぎだ⇒これだと他人事みたいな言い回しのため、エレノアとリリーが油断しているように主人公が感じたと捉えられそう。主人公が油断したのだから「油断しすぎた」の方が良いと思う。
・リリーが進むにつれて⇒句の先頭の字下げが必要なのでは
第14話
・後ろに下がるこことで⇒下がることで
●質問
主人公の魔法は、声を出さずに頭の中で唱えるのが基本ですが、第3章 第10話の「クイック」や「ショートジャンプ」、第3章 第14話の「スロー」は声を出しています。
この理由の説明描写は特にありませんが、「クイック」や「スロー」はメンバーに使ったことを理解させるためとか、「ショートジャンプ」を叫んだのは自分に気合をいれるためとかでしょうか?
ただ、第2章 第13話でエレノアに「クイック」や「スロー」を掛けた時は声を出さない描写となっていて、エレノアはどうやって魔法を掛けられたと把握したんだろうと思ったりもしたので、ちょっと主人公の魔法詠唱に対する行動理念が気になっています。
●「おりる」の漢字
本作では「*階層に降りる」としていますが、「下りる」ではないのかと思って調べたら、これが思いの外、奥が深い。基本的には次の用法らしいのだが、
降りる:乗り物から出る。しりぞく
下りる:上から下へ動く。下方へ移動する
どちらも「物理的・空間的に下方へ移動すること」を意味するから「階段をおりる」の場合はどちらの漢字でも可だとか、果ては日本語としては仮名書きの「おりる」の意味があるだけだとか、諸説紛紛。
そして熟考の末、私的見解。「下りる」は必ず下方に向かう場合にしか使えないが、「降りる」は上下左右どの方向にも使える(例えば、エレベーターでビルの1階から10階に上がる場合、「10階に(で)降りる」は成り立つが「10階に(で)下りる」は成り立たない)。
従って、ダンジョンの場合はどの形式(地下迷宮、タワー、フィールド)の移動にも対応できる「降りる」が汎用的に使えて便利(階段、転移魔法陣、階層、エリアが乗り物であるエレベーターに相当すると解釈)。因みに、現時点では誰一人賛同者はいない(笑)。
作者からの返信
色々とありがとうございます。
人物紹介とかありましたね。日々物語を書くのですっかり頭から抜けてました。確かに検討する必要ありますね。時間取れる時に作れたら載せてみます。
魔法については、主人公はなんとなく恥ずかしいので声に出しません。声に出てるときは気持ちが高ぶっているときだったりします。バフでの描写が無かったのは作者のミスですね。生活魔法が一番分かりやすいんですけど、魔法を掛けられた本人は感じ取れています。
おりる、難しいですね。対で考えると下りるになるのかもしれないですね。上層に上がる。下層に下りる。そういう使い方を作者はしてたような。となるとまた修正しないといけないところが沢山。
最新話までいっきに読んでしまうくらい面白かったです!
続きも期待して待ってます
作者からの返信
コメントありがとうございます。
楽しんで貰えて、作者も嬉しいです。
何とかラストまで書いていきます。