今回の本決算は判断が大変に難しい

掲示板の投稿内容の続きから


俺とデビューさんは食料先物を持ってる。現在の商品市況で最強なのが小麦、次にコーン。食料価格は戦争や災害の影響か、じわじわと上がり続けてる。原油も依然として地政学リスクがあるため底堅いが、短期筋がいつ売り仕掛けて暴落するか不透明。暴落したら再び買って取得単価を下げる。天然ガス先物はよくわからないので放置するか、枚数を減らすか検討する


決算分析でも忙しいのに商品市況、地政学リスク、中銀の利上げ観測と

考えることが多くて混乱が極まる。決算だけに集中させてほしい( ;∀;)

例年の本決算よりはるかに高度で複雑だ。素人たちは全員退場するかもしれない


決算がなぜ難しいか?


①決算シーズン前に中東戦争激化の茶番があった。

②地政学リスクは依然として消えておらず原油先物が高止まり。

③豪州の年内利下げがゼロで確定。米もほぼ確定。


ただし、ユーロ、英だけは利下げする気満々で国ごとに足身が揃わない。

俺の投資経験では各国ごとに足並みがそろわない利下げは初めてだ。

普通は為替変動を抑えるためにみんなが一緒にやるはずなのだが。


④米国のAIバブルがはじけつつある。


日本はバブルではないが、その余波で日経も短期では大幅調整となることは確実。早くはじけてほしい。先週までの下落では暴落のレベルになってないからまだ本番があるのではないかと思っている。昨日の日経の買いもショートカバー(売りの人が買い戻しただけ)としか思えない。根拠は為替だ。為替に変動がないのに株が買われたときは9割

騙し上げ。


⑤中国経済は特に製造業が底堅く回復している印象だ。


昨日のファナックの決算。下半期にかけて受注と生産が改善すると記載されていた。これが正しく、あの見通しは保守だ。利下げする欧州でも受注が増える気がする。独経済は短期リセッションを乗り越えて製造業回復とあった。

素人たちはファナックが決算後に売られたらみんな売ってしまうのだろうが、

これは明確に間違い。同じようにニデックも売ったらいけないのは確実。


⑥インフレ再燃のリスクを考慮に入れながら決算内容を精査せねばならず、

国語の読解問題のように筆者の考え(社長の作文や通期見通し)が、

保守的か、それとも強気か、ただの妄想化を見分ける必要があるのだ。


決算後に株価がまた乱高下するだろうが、それが「あたり」「はずれ」かを

判定するのが今年はさらに難しくなってるのだ。新NISA組が手に負えるレベルじゃない。おそらく5月末までに99%の人が下手に売り買いして損を出すだろう。

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