前のエピソード――筆者とブラックさんのPF。3/11（月）市場と下落率を比較

https://www.nomura-am.co.jp/fund/monthly1/M1142084.pdf

野村アクティブ高配当。２月の成績。

（組み入れ銘柄が我々の持つ銘柄と酷似。このETFを買う必要はまったくない。

　当ETFは昨年の９月に上場した。別に狙ってやったわけではないが、結果的に

　配当再投資のアクティブファンドを運用するプロと保有銘柄が同じになっている）

野村アクティブ成長株。２月の成績。

https://www.nomura-am.co.jp/fund/monthly1/M1142083.pdf

今月のPFでは村田、東京エレク、デンソー、ダイワハウスが組み入れ比率上位となっている。超長期運用の戦略で組まれているので特に村田はかなりの上昇期待があるのだろう。

２月ではなく、年初来（１月４日から３月１１日）でリターンを比較。

・「日興上場TOPIX」＋ 12.37 % （日興のETFでは0.074%の手数料。実質無料）

・「野村高配当」＋ 9.26 %　（信託報酬0.8％を引くと実質リターンが＋8.46％）

・「野村成長株」＋ 11.18% （信託報酬0.8％を引くと実質リターンが＋10.38％）

※野村成長は、２月度（１か月間）のリターンが市場平均を超えた。

・「日本外需株」＋11.83％　（家庭内投資信託のため手数料無料）

・「世界分散型」　＋5.35％　

・「リスク低減型ETF」＋4.2％

・「日本成長株式」　＋9.54％

ファンド平均リターン、7,73％。

上述のファンドは、３末の配当金がいまだ入金していない状態である。

配当入金後は現金のキャッシュインとなるため、リターンがさらに増加する。

「外需」はＴＯＰＩＸには上昇で劣後しているが、その分下落時の態勢が今日は強かった。「低減」は価格下落リスクを殺した状態で確実に毎年５％ずつ資産を増やすことを目標にしている。３０年の大暴落時でも年間でプラスのリターンを狙う。

「成長」のニデックの含み損は-1,718,400と信じられない額が継続しており、

また新社長に全く期待でいないことが筆者の白髪を増やす原因となっている。

しかし、主力ＥＴＦのテック２０（半導体集中投資）、野村アクティブ、銀行ＥＴＦが懸命に株価を引き上げてくれたため、年初来のリターンでは９％を超えた。

ニデックという親が病気で満足に働けない体のために投資額５０万満たない少額が子供たちが懸命に頑張っている姿に感動すら覚える。

繰り返すが、ファンドの平均リターン、７．７３％である。

3月までの平均リターンが、現段階で今年の目標に達した。

【７％】とは、世界のファンドの目標リターンの指標とされている。

毎年安定して７％が獲得できれば、１０年複利で資産が２倍になる。

【７２の法則だ】

俺が狙っているのは毎年＋３０％の無謀な目標ではなく、まず防御を固めるために分散投資。資産を減らさないように安定配当を得て、それを再投資に回しつつ適度に資産をリバランスし、ゆっくりと確実に資産を増やすことだ。

昨年出した大きなリターンが毎年出せるとは初めから思わない。

昨年の成績は夢だったのだ。もう忘れることにする。

資産運用業において「夢」「楽観」「妄想」は捨てる。

俺は天才ではなく努力の人だ。努力が好きな人間だ。

俺は現実にしか興味がないことは以前にも述べている。

昨年の８月から「分散」においては上昇の可能性よりも下落への態勢を高めるためにリート中心のＰＦに組み直したので上昇率が低いのは想定済みというわけだ。

それに外国株で中国とハンセンが暴落してるので上昇率はどうしても下がる。

保有ファンドの中で一番の成長期待があるのは実は「成長」だ。

ニデック２００株。こいつが復活さえしてくれたらどんなファンドのリターンでさえ超える可能性を秘めている。ニデックの買値が１４０万と信じられないほど高額だが、筆者は実は２９年ごろにニデックを半分利確してスズキの軽自動車を買う予定なので、遅くとも２９年までにはニデックが買値に戻ってくれなければ、売りたくもない他の資産を売ることになりかねず、相当なストレスとなることだろう。

ｂｌａｃｋさんもデビューさんもjunさんも、俺の考えている投資の哲学をどうか理解してもらいたい。大きな利益ではなく、小さな利益を確実に増やしたものが

最終的な勝利者になれるのだよ。

余談だが、母の口座を今年もすでに金額にして１５０万近く増やしているので

５月の自動車税（軽自動車なので大した額じゃない）を払ってくれるよう母に頼んだら快諾してくれた。運用手数料変わりとしては安すぎるとさえ思うぞ……(^_^