★重要★ 3月の議決権行使について

以下の銘柄の議案をすべて「賛成」にする。


(行使書が届いてない企業は事前に電子上で確認済み。

今年から2月末には12月本決算の全銘柄の

株主総会への案内の前頁(PFF)が見れるようになっている。

3月本決算銘柄ならば5月末から閲覧可能なのだろう)


中外製薬

クボタ

INPEX

キヤノン

AGC

アサヒグループホールディングス

ブリジストン

JT 

住友林業

花王


(信じられないことにJTの議決権行使書を紛失。

どうやら封筒を捨てる際、行使書が中に入ったまま捨ててしまったらしい。

株で5万円の損失を確定したくらいの衝撃である)


まだ議決権行使書が送られてきてない銘柄も思うが、届き次第、権利を行使してほしい。スマホでも手紙の党間でもどちらでもいい。皆も忙しいだろうがから休日にゆっくりとね。



さて。今回のインフレの過酷な世界の中で過去最高益か、それに近い業績を達成した企業とそうでない企業に分かれた。科学系企業のAGCや花王は原材料高の影響があまりに大きくした勝たない面もあるが、中外製薬、ブリジストン、JT、クボタ、キヤノン、アサヒGどは力強い営業利益率を達成し、「どんな経済状況でも強い真の経営」を実現した。


科学系とは逆にインフレの恩恵を受けて経営が楽になったINPEXや住友林業などのラッキー銘柄もある。


俺が君たちに22年度によく言ったことがある。世界がインフレと強烈な利上げと戦争で苦しんでいる中でも、真に優れた優良企業の経営者ならインフレを乗り越えられる。逆に世間の大衆が好むような下らぬ銘柄(旧マザーズは指数がいまだに高値の半分程度)は「経営陣が幼いので高金利とインフレを知らない。インフレを知らないから対処の使用がなく右往左往する。株価も低迷する」


子供に投資をしてもお金が一円も帰ってこないのである。



優れた経営陣


・キヤノン


御手洗富士夫さん(89歳。取締役社長と会長を兼ねる)


彼の独裁に対して、


田中稔三さん(84歳の副社長、CFO、財務管理)

本間利夫さん(複写機の開発、商品化。プリンティング事業管轄)


右腕として上の二名が経営を支えている。


組織の鍵は、ナンバーツーが握る。

これは組織論の基本である。


キヤノンの経営トップを、1940年代のドイツ第三帝国ヒトラー内閣に例えると、

御手洗さんがアドルフ・ヒトラー(首相と大統領を兼ねるドイツ第三帝国総統)、

田中さんがヘルマン・ゲーリング(国家元帥。ドイツ空軍の最高司令官)

本間さんがヨゼフ・ゲッペルス(国民啓蒙・宣伝大臣)


こうなる。参考までにヒトラー内閣の閣僚名簿を下に貼っておく。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%BC%E5%86%85%E9%96%A3 下の方までめくると閣僚の顔写真が載っている。


現代の自民党の閣僚とナチスドイツの閣僚の違いは「生まれたばかりの乳幼児か、国家の代表としての義務を果たす責任と覚悟のある大人」の違いである。彼らは第一次大戦後の敗戦後に生まれたヴァイマル共和国でのハイパーインフレとフランス、ベルギー軍によるルール地方の軍事占領の苦痛まで味わったドイツ帝国の民を救うために立ち上がった真の勇者たちである。


これは誇張ではない。今のドイツでは彼らのことをヒトラーの犬だとか馬鹿にするが、彼らが真に国民を救おうとして立ち上がったことを忘れてはならない。


俺は大学時代に歴史上の偉大な人物は嫌というほど勉強したので

「顔を見れば優秀か無能か」がだいたいわかってしまう。なのに住友化学では

経営陣が最優秀だと判断したはずなのに大外れを引いてしまう失態も犯した。

それはこの際置いておいて、その他の銘柄は大体当たっているのだから勘弁してほしい。m(__)m


・キヤノンの「新任」の役員が、なんと5名もいる。


小川 一登 (シンガポール、カナダ、中国を管轄。豊富なグローバル経験)

武石 洋明 (半導体の専門家。光学機器本部長)

浅田 稔  (国内外の経理業務に従事。オランダの子会社の社長)


武石 洋明君は、半導体の専門家である。次の時代の成長を担うのは彼になるのか。

全力でこの「若者」を指名したい。


他の候補者にはどうみても政府機関からの天下りの男女が2名いるが、

俺はまったく興味がない。彼らは別にいてもいなくても大差ないだろう。

キヤノンの経営体制は「プロパー(生え抜き)」によってなされていることは明白である。彼らは経営会議で発言しなくていい。ただイスに座っているのだぞ。

いっそ下らぬ意見を言うなら会議中に任天堂スイッチでもやってなさい。


ドイツの国家運営を日本人がやることがおかしいのと同様。

たとえどんな経歴であれ日本政府の出身者を俺は必要としない。


もはや経営の次元を超えた、国家独裁体制のキヤノンの取締役会。

ニデックの永守さん、小部さんの2台巨頭によってなされるフランス大陸軍の

組織をさらに超える。ニデックは現在、帝王永守の後継者が見つからずに迷走してしまい、第二次大戦前のフランス政府に近い状態となっている。

当時のフランスは、ナチスドイツとの戦争の可能性におびえ、

混乱の極みに達し、毎月内閣が解散していた。


これを週間内閣とか月間内閣と呼ぶ。残念なことに、すでに4人の社長候補が首になり、5人目の岸田君も26年までに首になることがすでに内定しているニデックは、「2年限りの社長」のジンクスが完成してしまっている。


永守さんに対して失礼の極みになってしまうことを承知で言わせていただくと、

取締役会の次元はニデックよりキヤノンの方がはるかに上である。




・インペックスの経営のおかしいさ


社長の上田君→ どう見ても政府の天下り。18年に社長就任。それ以前の経営経験は皆無。お飾りにしてもほどがある。通産省にいたので原油資源に関しては知識があるだけだろう。政府の人間だけあって顔も馬鹿そうである。


嘘だと思うのなら、上田君の顔と八原博通さん(沖縄戦で戦略的持久戦を展開した日本軍高級参謀)を比べてみることだ。顔写真だけ見ればいい。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AB%E5%8E%9F%E5%8D%9A%E9%80%9A#:~:text=%E5%85%AB%E5%8E%9F%20%E5%8D%9A%E9%80%9A%EF%BC%88%E3%82%84%E3%81%AF%E3%82%89,%E4%BD%9C%E6%88%A6%E3%82%92%E7%AB%8B%E6%A1%88%E3%80%81%E6%8C%87%E6%8F%AE%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82


副社長。川野 憲二君。

ここからが本番。入社以来、海外でのプロジェクトに参加し、アジア・オセアニア地域での豊富な経験がある。再エネ。戦略プロジェクト、コンプライアンスなど、やってることが幅広く、社長の代わりに彼が3人分くらい働いている。


「新任」大川 人史。

オセアニア事業の本部長だ。オセアニア、すなわち豪州の「イクシスLNG」事業は、インペックスのみならず戦略資源に乏しい我が国にとっても必須の事業であり、

国家の命運を握る大事業である。大川君にぜひ任せたい。顔つきもいい。


滝本 俊明

アメリカ・アフリカ事業本部長。上流事業、水素、CCUS(窒素)事業も歴任。

経営企画本部長、法務担当、ネットゼロ事業統括など、業務内容が幅広い。

社長が無能な代わりに部下たちが大変に優秀である。


社外取締役にはビッグネイムが並ぶ。

柳井 準(三菱商事の元社長)

飯尾 紀直(三井物産の元専務役員)


わが社の資源商社の巨頭たる三菱、三井の元大幹部である。

社外取締役のレベルを超えており役員でも通用するレベルの人材である。

これにてインペックスは社長など存在しないほど安定感のある企業となった。



・クボタ


社長の北尾君

「23年12月期は過去最高益の数値を達成したものの、今後さらなる事業体質の強化が必要であると考えています」細身の顔ではにかむように笑う。


北尾君は、最高益にあぐらをかく凡俗でないことを端的に示してくれた。

ICTを活用したAI搭載型のトラクターを直ちに展開する。



吉川 正人

副社長。グローバルICT本部長を経験。

現在、人事総務本部長、KESG推進担当、本社事務総長、クボタ技能研修所所長も兼ねる。このナンバーツーが、明らかに有能そうなのである。



取締役員

渡邊 大 (欧州事業の経験。機械事業本部長)

木村 浩人 (タイのサイアムクボタの社長の経験。専務執行役員)

吉岡 榮司 (品質保証、製造部門、機械事業、水環境事業など歴任)

花田 晋吾 (トラクタ事業。欧州及び米の海外事業)


社長と副社長以下、宝石のような輝かしい役員を誇るクボタ。


資料が手元にある人は、8ページ目と9ページ目を開いて圧倒されて欲しい。

そこに4名の男女の顔と写真が載っていると思う。

彼らは社外取締役なのにクボタの株を3万株から2千株と幅が広いが、

ちゃんと株を持っていてくれている。

株を持たずに経営参加意識を持つことは不可能である。


我が国を代表する大企業の元社長や会長が並ぶ。


松田 譲(キリン)

新宅 祐太郎 (テルモ)

荒金 久美 (コーセーの本部主任研究員、商品開発、マーケティングを担当)

川名 浩一 (日揮ホールディングス)


この4名の男女は一瞬で判断できる。有能だと。


10ページ目。

新任の監査役に伊藤和司君という若い男性(61歳だが)もいるが、彼もいい。

元大和証券の人間らしいが、顔つきがしっかりしている。

これからの時代は若い人の時代だと確信させてくれる。俺も安心して投資ができる。

何度も言うが、大企業の経営において60代の前半とは「ひよっこ」であり、

これが50代となると「子供」となる。


永守さんや御手洗さんの次元になると「長老」「帝王」となり、

岸田を初め内閣の大臣たちは年齢に関係なく「お遊戯会に出てる園児」と同等である。これは頭脳というよりも、その人の責任能力や精神的な能力によって決まる。


永守重信さん

「人の頭脳の差はせいぜい6倍まで。やる気によって100倍の差が出る」



世の中の、ETFこそが最高だ~と言って個別株投資をバカにする奴らには

この「役員を選任する経営感覚」は一生身につくことがない。


役員の選任とは、日々の株価の値動きより100倍大切なことが、彼らには一生分かることがないだろう。個別株がなぜハイリスクハイリターンなのか。

一生上がらない株と、上がり続ける株の何に違いがあるのか?


「物事の本質を見抜く力」がある人だけが資産を増やすことができる。

議決権行使書が手元に届いても、優待券を除いてほとんどの人が捨ててしまうことだろう。しかし、これほど貴重な書類は他にない。


「100株だけで議決権なんて……」と思った時点で負け犬だ。

経営に参加する意識を持つことが大切なんだ。


なあ君たち?

なぜ君たちのPFは、個別株だけで組んでいるのに日経が大きく下落した時でも、PFの資産額がたいして下がらないんだ? なぜ上昇に乗り遅れることがないんだ? 


掲示板では多くの人が「日経が上昇しても俺の持ってる株は上がらねえ……」とぼやく中で。それは俺が日々企業の経営に参加して君たちに指示を出してるからだ。

この株を買えと。


いや俺が買ったわけじゃないな。役員の彼らが言ったのだよ。

「この企業の株は買っても大丈夫です。買ってから含み損になっても大丈夫です。

あとで必ず上がる力を持っています」とな。これが企業との対話だ。


俺は23年から爆発的に増えた累計損益(売却益を含むトータルリターン)が、

早ければ25年末までに計1,000万円に達しようとしている。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る