1月。日経が無意味な上昇を続けている

外国為替市場の値動きと全く連動してない謎の暴騰が続いてる


海外からの投機マネーが年初に集中するのは、だいたいヘッジファンドが

やってると思われる。22年度相場の初めもこんな感じだった。


よって我々は普通株式は購入せず、出遅れているJリートや債券ETFを

少しずつ買い集めているが、世間の多くは株にしか目が言ってない。

これは世界が日本とアメリカだけで回ってると信じている団塊世代の

おじさんたちと似ている。世間の狭さという意味で。


我々は、日経がどこかで調整するのを待ちつつ、

決算後の暴落などを狙って個別株の購入機会を待つのが正しい選択。

なぜならすでに特定口座で22年度プチ暴落相場で多くの株式を

保有しており高みの見物が可能な状態だからだ。



デビューさんの報告にもあるように、ダウ掲示板を見ても

売りを好む【素人の空売り屋】の売買動向はこうなっている。


①昨年から(というより20年から)継続して空売りに失敗する

②本日、やっぱり買いだーと判断して、日経レバレッジを買い込む

③そこが短期的には天井。素人がレバを買うとヘッジファンドが日経ETFを売る。

④短期的に調整が入る。素人は再び空売りに戻る。

⑤日本市場が落ち着きを見せ、カラ売り残が減り、5月の本決算で上昇する


以上の①~⑤において、素人はから売りで損を出し、買いで損を出す。

また配当権利も得られず、証券会社に多額の信用手数料を払い、

税金だけは売却損失のため還付される。この還付金だけが利益となる。

(トータルリターンではすさまじいマイナスになる)



買いの【デイトレーダー】を自称する素人はこうなる


①普段は買わない。下落した時は絶対に買わない。

②日経が天井を打つ頃に買い付ける。

③そこから短期的に下がるので売ってしまう。

④下がっても買い直さない

⑤5月の本決算後、また上場したので買うが、8月の夏枯れ相場で全部売る。


配当権利がないこと、売買手数料が高いことなどはダウの空売り素人と

全く同じ。どちらも継続的に、再現性のある投資ができずに退場することになる。



【知恵のない人、メンタルの弱い人】はこうなる。


①昨年の3月(日経天井説)に株を売ってしまい、今日まで株を持ってない。

②今日の株価上昇に乗り遅れる。

③今日も明日もインフルエンサーの正しい助言を待っている。

④そのインフルエンサーは低能な詐欺師なので有益な

 アドバイスをすることが永遠にないどころか、相場の逆指標である。


配当権利がないことは同様だが、売買自体をしてないので手数料も税金も取られない。本来なら得られるはずの利益を得られないことによる「機会損失」は絶大。

老後の破産へまた一歩前進したことになる。



今年から投資を始めた【新NISA1年生】はこうなる。


①今日も日経が上がったので新NISAで株を買う

②5月の本決算でも上昇した株を買う。

③決算後に謎の暴落をした株には手を出さず、暴騰した株だけ買う。

④2030年までに発生する大暴落時にその株を全部売る

⑤非課税での損切りなので還付金が発生しない。


「貯蓄から損切りへ」何度も俺が断言するように個人投資家の90%は

暴落時にNISAで買い付けた株を全部売ってしまう。



【投資の意見箱のリーダー】筆者(委員長)に率いられた少数エリートはこうなる。


①株は決算後などの暴落時に買う

②株価暴騰時は為替やPERを見て判断する。偽の上昇はすぐに判明する。

③大衆と真逆のことをする。大衆を逆指標にする。

④株価が上がってるときは何もせず、株価が下がってるときに相場を見る

⑤長期投資なので日々の株価に一喜一憂しない。メンタルが強い。

⑥年間を通して売買の回数が少ない。

⑦今から2030年の大暴落時の準備を始めている。


以上により、手数料と税金は払わず、含み益と配当金だけはうなぎ上りで増えていくことになる。手数料が取れない証券会社は困り、税金が取れない国税庁や自治体は困る。しかし長期投資をすることで企業の応援団になり、社長や役員と共に

企業、経済、社会の発展に広く貢献することになる。



稲森和夫さんの言葉。

「自分の利益のためだけ、自分だけが儲かりたいと、よこしまな気持ちで

 経営をしているのでは、たとえその人が頭がよく有能だったとしても

 会社の利益はどこかで頭打ちになってしまう。

 会社を創業したばかり頃の私もそうでしたが、いつかその間違えに気づき、

 従業員の物心両面での幸せを最優先に考えるようになりました。

 嘘みたいな話ですが、人のため社会のために貢献したいと考えるようになると、

 売り上げはどんどん伸びていく」


京セラは、売上2兆円を超える企業にまで発展した。

稲森和夫さんが亡き後、後継者の社長君がしっかりと彼の意思を引き継ぎ

今日まで経営をしてくれているのだ。


負ける投資家の共通点を教えてあげよう。

それは、【自分の利益しか考えてないからだ】


俺はヤマダHDとゲオHDは22年までに損切りしており、

10万の損失が出た。それでもこれらの店で今も積極的に買い物をしている。


投資は自己責任だ。

少なくとも俺は自分なりに分析をしてその企業の株を買うに至り、

一生懸命に応援していた。今も株主ではないが応援はしている。

そこで働いてる従業員たちには株主の売買の損失など関係ない。

そのお店がつぶれてしまったら多くの解雇者を出すことになるのだぞ。


「たとえ損切りしたからと言って、その企業の悪口を書くような

 投資家は、永遠に金持ちにはなれないことをここに断言しておこう」


素直になれ。損失を出した原因は、間違えたのは自分だ。

正しき人の言葉に耳を傾けろ。


稲森さんと同じことを、商社だろうが製造だろうがどの大企業の

創業者も同じことを言っている。企業への投資を通じて広く世の中の

発展と平和を願う。これは「さわかみファンド」の投資哲学でもある。


世の初心者も、この次元に達してから新NISAを使うべきだが、

自民党も銀行も証券会社も投資の真実を絶対に教えてくれない。

彼らが欲しいのは金だけである。

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