第8話、魔王の出会い

微笑む魔王(レオン)を見て少し興味が湧いたのか、教師が話し始めた、


「僕の名前は、ミス・マイル、マイルと呼んでほしい、君の名前は」


マイルはレオンに名前を聞いた、そしてダルメシアンが『こやつも気づいたようじゃな、そうじゃこの子からは何かを感じる、手放してはならん愛と本能が叫んでいる、これを逃すわけには行かないのじゃ』そう目でマイルに伝えようとする、


マイルのそれを感じっとた、当然のように体にめぐうらせる魔力、普通は不規則に無自覚に流してしまっている、しかしレオンは規則的に魔力を流している、体全体を魔力で巡らせることを今もなをしている、これは魔力の基礎だがなかなこんなに完璧にするのは難しい、


しかもそれをこんな幼い子が、レオンにとては全く気づかない、それは当たり前として教え込まれてきた前世の魔王としての生活がしみつていたのだ、いつどんな時も魔王としての姿を魔族に人間たちに見せるため、


しかしそうとは知らずに魔王(レオン)は話し出す、


「名前は、レオン・ハート・クロムウェル・サタンです」


「レオン・ハート?」


そんな名があるとは聞いていない、私が知らない名となると他国からの移民ということか?


しかし、四音の名を持つものがいるとは興味深い、


「変わった名だな、そうだ、どこに住んでいる、あの店の近くに住んでいるのだろう」


どこに、、、知らない、だって今さっき生まれたんだし、あとそろそろあの家に戻らないとまずいかな、できるだけ早く終わらせて戻らないと、


「はい、その近くです、詳しい住所までは申し訳ないです」


そうか、まあいい、よしどうやって本題に持っていくか、


ダルメシアが話の切り出しのタイミングをはかる、


「そうか、大丈夫だ、まず私はこのものたちを軍に引き渡してきます」


マイルが盗賊を軍まで引き渡しにこの場を離れる、


ダルメシアとレオンが2人きりとなる、厳密には学園に他の生徒や教師はいるがこの2人はこれから2人だけの会話をする、


「少し見ていかぬか、レオンくん」


それは大変興味がある、少しだけ見てもいいかな、


案外こういうのに憧れを持っている魔王であった、前世ではできなかった学園生活、一般生徒としての学園生活を過ごしてみたいと思っていた、


そしてその学園を今この場で見る機会があるというなら、見る一択でしょう、しかし、、、いい加減戻らないとまずい気がする、


『レオンちゃーん、どこにいるの〜』


『レオン、どこに行ったんだ〜』


とあの2人探しているんじゃないだろうか、この異世界に来て仮にもこの世界で私はあの2人の間に生まれたから、この世界ではあの2人の子供として育つのがいいだろう、


そのためにも、今ここで戻らないといけない気がする、


レオンはそう思いダルメシアの誘いを断る、


「いえ、もうそろそろ戻らなければならないので、またの機会にお願いできませんでしょうか」


前世の世界で誘いを断るとは特に深い意味を持たない、しかしさっきも言った通りこの世界は誘いに断りを入れるということは、それには興味がありますという意味を持つちなみに断るには『申し訳ない』この一言で大体伝わる、


キタ、やったぞ、やはりこやつはわしの正体をはじめから見抜いていたそしてこの学園の入学をわしに求めていたんジャナ、よし、やかろう、レオンくん君をワシの推薦生徒としてこの学園に入れてやる、


やっと、ことわりの言葉を言ってくれたレオンに迫る、


「いや、大丈夫じゃ、かしこまるな、見てくぞい」


そういうちダルメシアはレオンの手を引き学園を案内する、


「あ、いや、待って、ちが」


おいおい、まじか、もしかしてこの世界の文化では断ったら嬉しいみたいな文化があるのか?


(そのとうりである)


しかし、なんだかんだといって憧れていた学園生活の学園、それはレオンにとって目新しいものがあった、確かに視察という程で粘土か前世でも一般の学園に行ったことはあるが、こんなにゆっくりと楽しめることないからな〜


しかもここにはいろんなものがある、さすが一般学園、あれは魔剣か?


レオンがある一つの剣に目を奪われた、その剣は少し錆びていた、なぜかその剣は自分を引きつける、レオンを、魔王を引きつける何かが、


レオンはその魔剣を手に取り、魔力を流してみる、


「ほーう、その剣を取るのか?しかしそれは長くこの学園にある剣じゃ、もっといいのか、、、!」


ダルメシアはレオンがその剣を取りその剣を見つめる姿を見た、剣をただ持ちまるでその剣と対話しているかのようだった、


なんじゃこれは、魔剣が!その魔剣は持つほど強くなる代わりに、魔力を吸い取りさらに重くなる、そのはずじゃが、


なぜだ剣が重くなっていない、しかも魔力も増えていない、これは!


う〜ん、すごい魔剣だ!大戦の時に欲しかったくらいだ!おそらくこの魔剣を使いこなせるのは前世の四天王くらいだろう、


他の剣はランクで言ったらB程度の魔剣しかないしかしこれは違う、使うものが使えばランクはsssクラスあるぞ!


我の剣は、、、いや、ゴホン、転生したことだしそろそろ魔王はやめていいかな、


僕の名は剣は(大魔竜剣ジリオンゼウス)大魔竜ジリオンゼウスの力が秘められた魔剣ランクをつけるならZランクある、


魔剣や聖剣はランクがあり下からB、A、S、SS、SSS

、Zまで存在する、


まさかここにSSS級の神器魔剣があるとは、


「ダルメシア様少し使ってみてもいいですか?」


「あ、あぁ構わないぞ、」


レオンはその剣をひとたち振った


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