第7話、生まれたての魔王

老人はレオンをどこかに連れて行こうとしていた、その道中に2人は少しずつ会話をした、


「君はどこの子なんだ?貴族かそれとも魔王軍や魔術師の家系か」


おそらくから理の名家の生まれか、それか王族の子孫ということもありうるな、このこの体、魔力が流れやすい肉体をしている、私より魔力の流れは良いだろうな、


あ、そういや自分の転生先を聞くのを忘れていた、まあ見た感じごく普通の平民みたいだったよな、


レオンは何も考えずそのまま話した、


「いや、平民でです」


!なんんじゃと、平民が、私の目に狂いはない、しかし平民が、信じられん、これはまさか、


老人は何かに勘づいたようだった、その時目的の場所にちょうど辿り着いた、


「おー、これは魔法学園!」


すごい、なんかすごい、前世では魔法学園を作ったけど俺はその時から魔王候補だったからあいつと(勇者シオン)特別学校だったからな〜


少し懐かしい、


「お?これは」


魔法学校の門前に銅像が立っていた、


「どうじゃ、立派じゃろう、これはこの魔界の魔王様の銅像じゃぞ」


これが、この世界の魔王か!確かに強そうだ、私よりは数段弱そうだが、


レオンは自慢げにその場で、微笑んだ、


「なんだこのガキ」


そこにお約束の雑魚敵が現れた、


「おいおい、こんな小ちゃいおぼちゃんが、こんなところでどうチタンでちゅか?」


なんだこいつら、誰に向かって、行っている貴様ら、


レオンは魔力を流しそいつらの首を絞めようとした、


「貴様ら、この神聖な魔法学園にそんな姿で入り込むとは、」


野党は野党らしいまさしく汚い服装で門の中の入ってくる、


「なんだジジイい、死にたいのか?」


こいつら野党のわりにはなかなk強いんじゃないか?魔王軍の軍隊クラスに強いぞ、まあこのご老人の方がいく弾か強いだろうが、


少し心配をしていた、見たところ年齢はおそらく100を超えている、流石に魔力で優っていても肉体の退化はどうにもならないのではないかと、


「わしが貴様ら程度の小物に負けるなんぞ、冗談でも口にせんわ」


老人が強気な発言をする、すると野党は老人に近づき殴りかかる、


「テメ!ー」


老人は素早い動きでその攻撃を交わしていく、


「ふん、その程度か、その程度でワシに挑むなど50年早い」


「こいつ、おいお前らも」


野党数十人が一斉に老人に襲いかかる、


「ファイヤボール」


「スターバースト」


「グランド」


「フレイム」


魔法攻撃が老人に襲いかかる、しかしその攻撃も老人は最も容易く受け流す、


「なんだ、このジジイい」


へ〜本当にやるな、このご老人、最短適切な動きで全ての攻撃を避けている、それによる体力の温存効果も期待できさらに避けることで魔力の凝縮時間も増える、


魔力は貯めれば貯めるほど威力は強くなる、適正なタイミングで放てば威力は最大になる、5倍以上までに膨れ上がる、


「もう終わりじゃ、」


「なんだと」


老人の腕から白い魔力の塊が現れる、その塊にはものすごい凝縮された魔力が感じられる、


「我が魔法の威力にしずめ、ホワイトノバ!ー」


野党が白い魔力に飲まれる、


「なああああああー」


おー適切な制御、周りに被害が出ないように魔力の質や量の調整、素晴らしい、


大技を放ったというのに学園には何も影響が出ていなかった、それは全て老人の調整によるたわものすごい技術だ、


「ぐううう、テメら〜、俺たちにこんなことまでしてタダで済むと、思ってんのか、」


すでに瀕死のこいつが何を言っているんだか、潔く負けを認めれば良いものを、全く、めんどくさい、


レオンは野党の前に立つ、そしてこう語りかける、


「お前たちは罪を犯した、罪には罰がいるだろう」


「は!、ふざけんなこのガキ、テメ、調子に乗るなよ」


まあ、そうだろうな、でもこれで逃すのは勿体無い、何かに使わなければ、


僕は考えた、罪には値する罰を、この学校門は正式な服装以外での立ち入りを禁じると明確に書いてありそれを理解した上での、罪、何か適切な罰はないものか、


そう考えていると、校内に教師らしきものが駆けつけてきた『何かありましたかって、え!〜』


まあ、それは驚くよな〜、こんな状況を見せられたら、まあ、この老人がやったんだから、私は関係ない、


「もう〜、騒ぎを起こさないでくださいよ、校長!」


、、、『は!』レオンは今一度老人お顔を見た、確かに引き締まった肉体、魔力の研究をしてきたかのような、魔力重量、確かに、単なる老人ではないよな〜


「おう、今回は非常事態だったのじゃ、」


「非常事態!かの魔王軍将軍であるダルメシアン・ブラウン様がですか?」


魔王軍将軍であるダルメシアン・ブラウン様魔王からの信頼が厚き職、将軍に地位に立ったのも、この世界では魔王と準魔王に次ぐ権力を持つ、そんな将軍様がいう緊急事態とは、


「この小僧をわしの学園に入学を確定させたいのじゃ、」


「え!」


この子を?見たところ本当に幼いようですが、おそらく一歳二歳ほどしかないんじゃないのか?


この諸王軍様ついにボケたのか、はあ〜


そう思い、教員はため息をついた、


それを見たレオンはその教員に話しかける、


「どうなされた、そなたがた、私に何を望んでおられるのですか」


そう、レオンはハキハキと喋り出した、ダルメシアン(老人)もその教員もものすごく驚いた、特に教員はここにきて初めてレオンがこんな流暢に話したのを見たからだ、


なんだこの子は見た感じ本当に幼い、体だけが幼いのかそれとも、成長が早いのか、、、もしかしたらこの将軍ボケていなかったのか、


レオンは笑えんでいる

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