主人公は引きこもりの美少女。
だって家が……とことん……バーサーカーの家なんだもの。
この世界は、人が死んでも、神殿が魂を集めて、復活できる世界。時間がたてば、自動的に復活する模様。
なので、もう、家族全員、バーサーカー!
とにかく、ぶっとんでます。
でてくる登場人物たちも、皆、曲者ぞろい。
ですが、主人公は親から愛されてます。ほっこり。
主人公と、かわいい百合も楽しめます。
そして、ぶっとんだ面白さ、その勢いに目がいきがちですが、それぞれのキャラは「なぜ、そう行動してるのか」きっちり考えられて、物語は構築されています。いろいろ伏線がありそうです。
面白いですよ!
冒頭が面白い小説はラストまで面白い
(本編内容とは異なりますが、こんな感じ)
冒頭から首根っこを掴まれ、爆走する暴走列車にぶっ込まれる
この列車ブレーキがぶっ壊れてるのはもちろん、主人公もその他大勢のキャラも頭がぶっ壊れてる、それになんかやばい爆発物積んでいる、刻々とぶっ壊れたらカタストロフ待ったナシの桟橋が近づいている
作者によって最高のロケーションは整えられた
そして!?(冒頭から手に汗握りっぱなし)
ぶっ飛びつつも読者のツボを決して外さないストレス0の文体
読書好きならズキズキくる小ネタの嵐
なんですと!?というサプライズが本当にいいところでくる
何よりも主人公がいい、病んでいるのだがいちいち反応が予想通りのようでいて妙なバイアスがかかっている、読者的にはそこがまた痛快で、愛さずにはいられない
久々にスクロールが止まらない、という体験をした
超おすすめです❤️
まだ読み始めですが、登場人物まともな人がいません。
かなりヤバい人ばかりなのに、ひたすら笑えます。
毎回エピソード事に笑えるポイントが続いており、ダレる所がない。
しかも、登場人物みんなが息づいており、誰の視点であってもきっと楽しいんだろうな……と思わされる程。
場面場面のテンポや演出もアニメ作品を見ているような心地良いもので、笑えるだけでなくピンと氷のように張り詰める場面の空気感も、見事なまでに伝わってきます。
最初の段階で相当プロットを緻密に組み上げられたのだろうな……と感じます。
とにかく是非ご一読下さい!
人を選ばず、必ず楽しめることをお約束します!
ただ、外で読むのはオススメしません。
私はそれをして、2回ほど電車の中で吹き出したり、ニヤニヤしてしまったので(汗)
まず、家族揃って殺人が趣味というところから、なかなかにパンチがきいている作品です。
ぶっ飛んだ家族に囲まれているせいで引きこもりになったのかと思いきや(あながち間違いではないけれども)、主人公のリリアスも、かなりぶっ飛んだ性格をしています。
平和主義を主張しているリリアスなのですが、発言の端々から代々受け継がれてきたバーサーカーの性が垣間見える彼女に、まともな聖女がつとまるわけもなく……いえ、この作品にまともさを求めてはいけませんね。褒め言葉です。
とにかく、どこを見てもヤバイ人しかいないのですが、文体自体はライトな感じでテンポもいいためか、怖いもの見たさでついついページをスクロールしてしまいます。読者に読ませる力が非常に強い作品です!
すごい物を見つけてしまいました。ヒキニートで自称平和主義者で、プロローグで勇者の首を吹っ飛ばす主人公のリアちゃん、この子が一番まとも?です。
ふわふわした可愛らしい癒し系のココロちゃん、私的にはこの子が一番やべー奴です。
超絶無敵が故に倫理観など欠片も持ち合わせていない皇帝陛下、もちろんやべー奴です。
リアちゃんに「頭おかしい」と言われるブラックデッド家のみなさんから末端の兵士に至るまで、一人残らずやべー奴です。
でも私が思うに、この作者さんは計算して色々考えた上でぶっ飛んだお話を書いているようにお見受けします。なにしろ「やべー」方向が一人一人違っていてキャラが被っておらず、それぞれに役割があるのですから。勢い任せの書き殴りではこうはいきません。
倫理観がぶっ飛んでる世界の滅茶苦茶やべー奴らが織り成す計算された物語、お勧めさせて頂きます。
上記の台詞が主人公リリアスの姉の言葉。
しかも、それを聞いた家の人たちは大喜び!
「はい、アウト~!」
しかも、主人公は引きこもり……。
それでいて、まともだといいのですが、はい、貴方の予想通りです。
主人公も別ベクトルで、壊れてます。
主人公が出会う人たちは、みんなダメ人間ばかり。
人がどんどん死んでいきます。頭もどんどん飛んでいきます。
それに百合要素も加わります。
カ・オ・ス!
それでも、物語は痛快に進んでいきます。
次はどんなこと(総じて悪いこと)が起こるんだろうと、ワクワクしながら読めること請け合いです。
第1話から引き込まれますよ。是非、一読することをお勧めします。
登場人物達が、皆良い意味でぶっ飛んでいて、そんな彼等彼女達のやり取りが大変小気味良いです。
バイオレンスな発言をさらっとスマートに口してくれるキャラクター達は格好良く、清々しさを覚えます。
何より物語の展開がすごく魅せられます。
巧みに纏められた文体はすっと頭に入りやすく、且つ丁寧に世界観や登場人物達を紡いで下さっています。
そして主人公リリアスというキャラクターの芯のブレなさが、とても刺さりました。
リリアスと、彼女を取り巻く登場人物達の掛け合いはどんどん先を読み進めたくなることに違いありません。
ちょっとダークで、ちょっと(?)バイオレンスなリリアス達の物騒な日々、ぜひ一度お読みになって下さい。
余りの面白さに、まるで殴られたような衝撃を受けることでしょう!笑
簡潔にしてパンチのある作品名。
期待を裏切らぬ展開のブッ飛び感。
登場人物大体アタマオカシイ(褒め言葉)。
主人公リリアスの一人称語りはテンポがよく、
彼女のツッコミには毎回クスッとさせられます。
それゆえ逸る気持ちを抑えながら読みふけること山のごとし。
美麗かつ無駄のない文章ですので読みづらさ皆無。
気づいたらすべてを読み終わり、
最新話をじりじりと待つことになるでしょう。
あと、大事なことを言います。
主人公リリアスをはじめとする女の子たちが可愛い。
女性がかっこいい。
ところどころ百合百合しさも散りばめられており、
それがいい具合にニコニコさせてくれます。
まずは読んでみてください。
瞬く間にこの作品のトリコとなること請け合いです!
圧倒的な暴力で帝国の将軍を輩出する名家ブラックデッド家。
この物語は、そんな一家で唯一頭のおかしくないリリアスが、平和的かつ自堕落に生きるため聖女を目指そうとするファンタジー。
しかし、この作品に頭のおかしくない人物はほぼ登場しない。
前述したブラックデッド一家の面々は、一族郎党皆殺しが大好きなバーサーカーばかり。
そんなバーサーカーたちを従えるのは、それを上回るスーパークレイジーな皇帝。
血と暴力には縁のない優しきヒロインのココロもまた、愛が重めの変態である。
そして、冒頭で殴り殺された勇者。
血みどろな女神に愛されてしまったリリアスは、殺戮と暴力の運命を断ち切ることはできるのか?
命がお手玉のように軽く、狂的で魅力的なキャラクターと百合で彩られたバイオレンスファンタジー、是非ご一読ください!