応援コメント

第3話 孫娘の未来」への応援コメント

  • 別件になりますが、先日は近況ノートでこちらからのレビューをご紹介いただきまして、たいへん恐縮です。こちらの"疑問"に丁寧にお答えいただくとは思っておりませんでしたが 笑。

    さて、本作は、内容からすると「Nのゆりかご」の序章とか第0章に入っていてもおかしくない文章と言えるでしょうか。シリーズ構成が入り組んできた「千坂亮治シリーズ」をここらで整理しておこうという配慮と、「Nのゆりかご」キャラの補足エピソード的な意義、そして、おそらくは次作への導入的な意味合いでお書きになったのかと思います。
    という意図は明瞭に窺えるのですが(と言うか窺った気分に勝手になってますが)、独立した短編として読むと、やや機能性が勝ちすぎてる感じもしますね。せめて岩城視点で最後にもうワンシーン作るなどすれば、一応のまとまりもできるだろうかと愚考いたします。もっとも……最後が腹黒首相のベタな悪役そのまんまなセリフだと、どうも読後感が悪いと言うか……ええ、もちろんそれが狙いだというのは百も承知ですけれど w。
    いっそ、全体を腹黒首相の視点で統一すれば、とも思いました。第一話の内容をテレビの画面越しに白石が見てる形にするとか。あるいはそのことが第二話の冒頭で明らかになる、という形でもよろしいかと。このシリーズのこの時代の闇をどまんなかに置いて、堂々と披露なさる形――それはそれで、長編だとなかなか作りにくい章でしょうから、ここでまとめておく意義もあるかと思います。参考程度に聞いていただければ。

    まあそれにしても、改めてこの手の悪役キャラの造形は難しいなと思いますね。安っぽいバカだと話にならないし、しかし何らかの嫌悪される要素を入れる必要がありますから、結局テンプレっぽい悪代官キャラにどうしても近くなる。個人的には「銀英伝」のトリューニヒトみたいな怪物が見たいものですけれど、ああいうタイプはこの話にそぐわないのかな、とも感じますし。
    ともあれ、この先も楽しみに読ませて頂きます。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます。

    この短編を書いたのはずいぶん前のことです。『桜、燃ゆ』と『ニュータイプ』の間ぐらいだったと思います。目的はご推察の通り、上記作品の補強でした。短編は1万文字までと決めていたので、ざっくりとした感じになってしまい、今回は公開しないつもりでした。

    心変わりしたのは、今月初め、原子力損害賠償・廃炉等支援機構(NDF)が廃炉に向けた技術戦略プランを発表したのを見たからです。(こっちはリアルです)そのひとつに、原子炉を充填剤で固めて上部から露天掘りのように削り出す〖重点固化工法〗を検討すると発表したのです。それはスターフィッシュ計画と似ています。それで、対抗心が燃えて。
    笑ってやってください。その程度の動機で、・・・公開しました。

    動機はもう一つあります。
    発信していないと、忘れ去られてしまうような不安を覚えるのです。もはや〝カクヨム中毒〟です。(苦笑)

    というわけで、中毒患者はこれからも書き続けます。
    時間の許す限り、お付き合いいただけたらと思います。

  •  謝って発射した→誤って発射した

     カード大統領ですか。トランプではないんですね(笑)。
    「ご意見番」って誰ですかね、過去作に出てた人でしょうか。ともあれ完結、おめでとうございます。

    作者からの返信

    またやってしまいました。(^_^;)
    ご指摘、ありがとうございます。
    ご意見番、生存されているので名前はあげませんが、スポーツ選手です。彼が「スポーツ選手は一流の役者であれ」と言うのです。アウトをセーフに見せる。セーフをアウトに見せる。そうして審判を騙す演技はスポーツマンに必要だと。
    総理は何か勘違いをしている。それで須賀はわからない。けれど尋ねて気まずい空気はつくりたくない。で、スルー……そんなところです。

  • 4月戦争がどういうものか、やっと分かりました。
    ナイトメアシステム、なかなかに恐ろしい試みですね。それも酷いですが、その失敗に対する政府の動きは、もう……
    最後の方は、完全に私利私欲に走っていますね。

    4月戦争、聖域、ニュータイプと、いろいろ繋がってきました。
    おもしろいですね。
    続編?楽しみにしてますね♪

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます。励みになります。

    これからも楽しんでいただけるものを書いて行きたいと思います。
    よろしくお願いします。

  • 何と入って良いのか!寂しくなっちゃいました。

    何でやろ?

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます。
    寂しくさせてしまって申し訳ありません。
    リアルを物語にすると、明るいものが書きにくい・・・。残念です。
    明るい未来を想像できないから異世界モノが流行るのだというようなことを、石田衣良氏が語っていました。なるほど、と思いました。
    異世界に逃げるのもいいし、現実に向き合うのもいい。それは人それぞれ、あるいは、時と場合にあわせて使い分けていけばいいと思います。
    ただ個人的には逃げるだけ、明るい妄想にふけるだけなのは嫌です。まずは、現実を知りたい。

    私も、無理やりハッピーエンドにしている物語をいくつか書いています。そんなものも読んでいただけたら嬉しいです。