第7話 ジャニーズに入りたくはなかった
ジャニーズと宝塚の違いを先日、書きましたが。
もう一つ、全く異なる点がありました。それは、「入りたくて入ったんじゃない」ジュニアが多いことです。
宝塚音楽学校の場合。特に入りたくないけど受けたら受かっちゃった、て人はいるのか。幼い頃から、合格を夢見て努力を重ねた人がほとんどでは?
しかしジャニーズは事情が異なります。
なにわ男子の場合も、自分で入所希望したのは7人中3人のみです。「五千円あげるから」と、いい魚0-で選考会場に連れて行かれたり、とか。大橋君だけは子供の頃ミロのCMに出たりとエンタメ界を目指していたようですが、ジャニーズに応募したのは母か祖母かはっきりしないと語っています。
というわけで、自主的に入所したのではないジュニアが多い、ような気がします。
彼らをジャニーズに入れるきっかけは母や姉、叔母に祖母など。肉親の女性なんですよね。
ジャニーズが好きだったり、うちの子なら入れるのでは、肉親がアイドルになったら嬉しいとか、そんな気持ちだったかと想像します。
まさか未成年への性加害が延々と続いている組織とは夢にも思わず、魔窟に大事な子供たちを放り込んでしまった。結果、被害に遭った子もいるはずで、そう思うとますます、ジャニーズ事務所への怒りが涌いてくるのです。
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