第8話 想定外の記者会見
7日のジャニーズ事務所の記者会見では、社長退任と社名変更はセットで発表だろうと思っておりました。
まず、ジュリ―社長の次に東山紀之の名が告げられ、では新社長は彼か、と驚きました。ジャニー氏が「最高傑作」と呼んだという「少年隊」の人気メンバーでした。その彼が芸能生活を年内で終了、社長業に専念する。
クリーンなイメージがあるので適任かもしれませんが、経営者としては未知数です。
ライターの松谷 創一郎氏によると、この人選は「苦肉の策」とのこど。六月から人材を探したがみつからなかった。事務所時代も売却を探ったが買い手は現れず、無理もないですよね、あれだけの悪行、欧米では特に厳しいから、いくら安く買えても、あんな会社を買うなんて、と非難されるのは間違いない。
私は最初の一時間だけ会見を聞きましたが、社名変更せずと聞いて仰天しました。
「ヒトラー株式会社とか、スターリン株式会社といった名称を続けるようなもの」と厳しい声も出ました。まあ、名称変更したところで、旧統一教会と同様、新社名の後に必ず「旧ジャニーズ事務所」が付くでしょうし。「名前変えれば済むと思ってるのか」とこき下ろされるのは間違いないですが、やはり驚きました。変更しない理由は、なんだかよく分からなかったです。
「関ジャニ∞(エイト)」も「ジャニーズWESTも名前を変えずに済むなあ、とは思いました。WESTは「ジャニーズ」をグループ名につけたいとジャニ-氏に直訴したそうで、なんだかなあ。
松谷 氏は、社名を変えないのは「グループ名を変えないといけないからでしょう」と、前述の二つを挙げていました。それが本当だとしたら危機感がなさすぎませんかね。
四時間に及ぶ会見の後半には、社名変更をするような発言もあったようで、結局どうなるかは今後の展開を待つことにになりそうです。
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