第15話 術前検査がめんどくさい

 続きですよー。っていうかしばらく続きます。

 というのも、8割くらいの人が胆嚢に石持ってるらしいんですよね。それが死ぬまで痛くならない人がほとんどで気付かれないだけらしい。

 ある日突然アホみたいに痛くなって救急車呼ぶ羽目になるらしいんですよ。私はそうなる前に徐々に痛くなってきたので不幸中の幸いと言ったところですが。

 誰がいつこうなっても不思議じゃないということなので、とりあえず体験談として置いとくことにしました。みんな胆嚢摘出する時はここ読んでね。


 元に戻って。

 まず病院に行くのがめんどくさいんですよね。病院が来てくれたらいいのに。ちょっと遠いんですよ。バスで三十分くらい揺られます。バスの中は読書タイムにちょうどいいですね。


 病院に着いて、まず最初にやるのが肺機能検査。肺活量とか調べるんですね。私むかーしむかし、フルートとサックスやってたんでちょっと肺活量あるかなーと思ってたんですけど標準でした。あれ?

 まあね、四半世紀もブランクがあったら仕方ないですね。(でも私は14歳JCですよ、断固!)


 そんで心電図やって(14歳で不整脈あるんですよねー)、それからMRIです。寝不足だったんで、MRIで爆睡できると思ってたんですよ。以前、脳神経科でMRIやった時にガチで爆睡しちゃったことがあったので。結構長時間なんでよく眠れるんです。

 ところが脳神経科って頭だけだから寝ていても大丈夫だったんですね。お腹はそうは問屋が卸さないのです。

「絶対に寝ないでくださいね!」って釘を刺されました。私が寝る気満々て顔をしていたんでしょうね。


 仕方ないんで新作のプロットでも考えます。考えている途中で「大きく息を吸って……止めてください」ってのが何度も割り込んでくる。


 プロットどころじゃねーよ!


 でも不思議とそれが融合するんですよね。この場面でアイツがここにとびこんでくる、そこに彼女が来て「大きく息を吸ってー」……。


 ∑(・Д・ノ)ノ ハッ いかん! 寝そうになってた!


 ってのがあって結局眠れない。でもウトウトしちゃうんですよ。今マイクロスリープ入ったよね、何も言われてないかな、大丈夫かな……って心配になるんです。

 まあ、あの騒音の中で眠れるってのも相当だと思いますけど。


 とても不思議なんですけど、どうしてMRIってあんなにデカい音がするんでしょうねぇ。ヘリウムガスとかで温度をめちゃめちゃ下げて高磁場状態を作りだしているというのはわかるんですけど、あの音が理解できない。

 誰か知ってたら教えて。


 まだ続くよ。

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