第1話
「ここ?」
1人の少年が首を傾げながら古い食堂の前で、立ち止まる。しかし意を決した顔をして、恐る恐る店に入る。
扉を開けるとリンリン。店の見た目からは想像できないような、明るいベルの音がなる。
「いらっしゃーい!」
明るい声で人懐っこそうな店員さんが声をかけてくる。
店の中に他の客はいない
とりあえず空いている端の席に座る
「注文はどうしますかー?」
先ほどの店員さんが注文を聞きに来てくれた
「ターキーとシャンメリーをお願いします」
「わかりましたー!少々おまちくださーい!」
明るい声で返事をして、店員さんがキッチンに注文を伝えに行った。
喉が渇く、出された水を飲む
そして、そのまま気を失った。
「うっ、」
気がつくと、さっき入った食堂とは全く違う場所にいた
「まぶしい!!」
急にライトが自分にめがけてつく
よく見ると、体は椅子に固定され、動くことができない
「いらっしゃーい!サタルティへようこそ!!」
黒いサングラスをかけた男が、陽気な声で話しかけてくる
その瞬間!!
カチャ。と頭に何か突きつけられた
「おい、なんで暗号を知ってるんだ??」
突きつけられたのが銃口だとわかる。
死を覚悟したその瞬間!
「はーい!ラウスちゃんだめよー!」
先ほどの男が止めて、話し出す
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます