第2話二人の秘密
おはようさちかちゃん。
おはようすももちゃん。
今日は何か幸せでも見つけた?
なんかいつも以上に嬉しそうだけど?
それとも珍しい出会いとかあったの?
そんな事ないよ。
ねぇ。秘密にしてた方が特別感があって
いいんだよね。
二人が別世界から来た事をすももちゃんには言わない方がいいよね。
信用出来るなら別に構わないよ。
でも大騒ぎになるのはごめんかな。
じゃあタイミング見計らって
その時は喋っていい?
いいよ。その子が信じてくれるかは、分からないけど。
隠し事が無理そうな人なら、無理して
隠す必要はないかも。
分かったよ。
私。隠し事は向いてないのかなぁ。
すぐ口にだしていいそう。
えっ今私、顔に出てた?
だって気持ちが珍しい体験をした
って顔に書いてあるよ。
そんな事ないよ。
やっぱり嬉しそう。
ずっと側にいるから。幼馴染の感は見る目は鋭いんだよ。
やっぱり顔に出ちゃうか。
所で、すももちゃんは昨日何してたの?
私は。図書館にいた。
本を読んでたらあっという間に
時間すぎちゃって
まだ読みたい本があるから
また行こうって。
今度一緒に行く?
そうだね。その時は誘って。
人間よ。絶望に堕ちろ
暗黒の世界へ
なんかここに書かれてるイメージって
こんな感じなんだ。
本当はいいたい。もっと
ちょっと違うんだーって。
そうだよね。実際別世界から
来たんだだよね。
くらきものを優しく包む明るい光
魔法少女さちか。
なんちゃって。
私達の世界には魔法少女はいなかったから
なんかイメージは湧かないかな。
えーいなかったの?
じゃあもし私がその世界にいったら
魔法少女第一号かな?
魔女と呼ばれた者達はいたよ。
魔女か。いいなー
忍びとか侍とか。
言い伝えが書かれてる。
確かに拙者とかござるって
言ってた人はいたような。
そうなの。へぇー
私も会ってみたかったなー
忍野しのびの里って所に行けば
忍者とかには会えそうだけど。
ここからは遠いから行くの大変だよ。
そっか。遠いんだね。
あれは。誰だろう?
さちかちゃんと一緒にいるのは
すももちゃんあのこれは秘密の事なの。
大丈夫。誰にも言わないよ。
すももちゃん。やっぱり何か隠してたんだ。
バレたら言うしかないよね。
二人はこことは全く違う場所から
来て、ここに迷い込んだだって。
確かにエルフや猫耳の人ってここでは
見かけないね。
コスプレする人ぐらいじゃない。
ねぇちょっと触ってみてもいい?
いいよ。
これは本物ぽい。
人にはない感触を感じる。
理解を察してくれてありがとう。
すももちゃん。
雫シャワワーー。
今魔法少女だったらどんな必殺技
になるか。その会議をしてた。
技名とかって面白いの?
この石が光ってる。
この子に素質があるのか。
何それ?
この石の導きここに来たの。
この石はあなたは大丈夫って
感じたのかな?
よく分からないけど、認められたのね。
癒しの時間で心の気持ちを癒す。
魔法少女時葉
それが根音さんの変身ポーズ?
私はあまりこのポーズとか
恥ずかしくてしょうがないんだけど。
魔法少女の衣装とか似合いそう。
必殺技とかみせてよ。
はぁ一回だけだよ。
クロック・スラッシュ
おーーーそれぽい。
そう?なんか褒められる事無かったから
少しだけ嬉しいかも。
さすが元魔女だっただけはあるね。
今さらっと秘密情報流さなかった?
えっ根音が魔女だった事言ってなかった?
雫あなたね。
まぁいいよ。喋った事は今更
どうこうは言わない。
私は雫さんと根音さん。
昨日知り合ったんだけど。
今日聞く初情報。
魔女は私の他に8人いたんだ。
みんな個性的な自分だけの芯が
あった。
立ち位置的には幹部かな?
魔女には一人一つ特別の力を
持っている。
もちろん私も。
魔女で活動して来た名前は時葉。
私の主が付けてくれた名前なの。
時間を司る存在から来たって
時間が操れるって凄い事。
それは。秘密にしないと
行けない情報。
私達。そんな極秘情報聞いても
良かったの。
ここにいる二人だけの秘密だよ。
私と雫の情報を知っているのは
あなた達二人だけなんだから。
周りには言わないで。
あなた達は誰も知らない秘密を知った。
だからある意味秘密の関係なんだよ。
魔女なんて、貴重な存在。
普通の扱いしないと怪しまれる。
それを知った以上。
もう誰にも言えないし
後戻りも出来ない。
分かった。とりあえず。今、話した
事はこれで一体終わり。
それでいいわね。
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