第5話
マラソン大会が終わり屋敷戻って来ていた
ルスカ・フォシュランゼ
用があって行ったが結局話せなかった
あの日花畑へいた彼女
落とし物をきっかけに話す事ができたが
もう1つ大事な物を落としていて
それを届ける為に出向いた
もちろんマラソン大会の3つ目の名目と言うのは関係無い
「この紋章はシェルナード家の物だよな」
そう疑問になっていた
執事が間違いございませんと言う
確か婚約をしていた筈だ
それが何故あの日あの花畑にいたのか
もうすぐ学校がはじまるが彼女とはクラスが違う為会う事がない
当然会う事が難しいのだ
教室の距離が遠すぎると言う事
失くして困っていてはと思う
どうしますかと執事が言った
何も知らずにシェルナード家へ持って行くかと言った
その方が自然体
しかしそこにも問題がある
それはフォシュランゼ家とシェルナード家は仲が良く無いと言う事
つまり壁があると言う訳である
物凄く厄介な事になりそうな予感がしたのだ
フォシュランゼ家でそんな事になってるとはしらない
シェルナード家では
「何、婚約の時に渡した物が無くなっただと
アレに気付かれてないといいが」
そう慌てるグレファス
「どうする 誰かが持ってる可能性がある」
ガルロットがそう言った
ヤバイ、ヤバイ、ヤバイ、ヤバイ
アレが知られたら貴族ではなくってしまう
せっかくこの貴族まで這い上がったのに剥奪されてたまるか
何としてでも探せ
貴族で居続ける為にと言った
解ったと答えたガルロット
その後ろで何かがガラガラガラッと崩れ行く音がしたのです
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