第3話

気分転換から数日が経ち

気持ちは晴れやかだ

母ラスティーナが何か良いことでもあったのかしらと言う

そんな事をよそにレスティーナはいつもの様に過ごしていた


「ちょっと父さん そこ邪魔」


そう言う


とってもスポーティーな服装でこれから運動でもするのかと言った状態

おい、どこ行くんだよと言うと

これから学園の先輩と走って来るのと言った

休みなのにかと言うと大会近いんだからと言ったのだ


青春ねと母ラスティーナが言う


学園パンドラパラダイス

貴族や一般が通える学園で

男女率はほぼ互角

現在学校は休みだけどとある大会に向けて練習中

それはマラソン大会だ

1年~3年まであり

学年事に走るメンバーが3人指名される

優勝者には称号がつく

その称号は次の学年へあがるのに有利になるのだ

3年の生徒がとればその称号によって仕事がしやすくなる


その称号をかけたマラソン大会なのだ


勿論ちゃんと賞金もでる

称号もだが賞金も魅力の1つ

それじゃっと走ってると言って家をでた

タッタッタッと駆け出して行く

凄く良い天気

まさに走るのに向いてる


「おはよ レスティーナ」


友人、フィオナ・オルフェードだ


走るのに選ばれた仲間の1人


おはよと言って一緒に走る

タッタッタッと足並みを揃えて横に並ぶ

残念だったねガルロット様と婚約関係と言った

吹っ切りれてる今では話しのネタ

突然だったけどあれで良かったのかも

後で解った事だけど事業拡成功はしてなかったのよと言う

えっそれ本当と言った

起動にのり始めたばかりだったらしくてと話す

まぁ事業拡大が大失敗と言う功績になったからと言えるから安心してと言った


他に好きな人ができたとか言う事もない

だからその影が落ちたと言えた

普段、学園とで貴族の呼びを変えてる

学園では家柄で様づけもしくは先輩

ただし兄弟などいた場合は名前呼びの様づけ

相手を名前で呼べるのは婚約した時


これは同い年でもだ

女子同士、男子同士でどちらか貴族だった場合

家柄の様づけ、兄弟などいた場合名前呼びの様づけ

貴族ではない一般は普通に名前呼び許される


マラソン大会頑張らないとねと言うフィオナ

その言葉に賞金狙ってるでしょと言うと

バレタかと言う顔をした

全く顔にでるんだからと笑いながら練習に励んだ

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