第15話 『ふぁんぱれ』実際、遊んでみると

 野薔薇ちゃんのぶっ壊れ具合が痛快である。同じSSRキャラの虎杖いたどりとパンダをダメージで上回るのは無論、下手すると倍ほども出ていたりする。しかも、廻想残滓によるバフは、後2者には攻撃系を、対して野薔薇には回復系を付けているのにである。


 もう1人、お勧めキャラがいる。SRの家入硝子である。恐らく、現状、唯一の回復持ちである。彼女をパーティーに入れると、(必殺技を出すまでの)生存率が上がり、難敵の攻略を助けてくれる。などと、偉そうなことを言っていたりするが、リセマラのときは存在を認識しておらず、まさに「気づいたら、いた」のであるが。


 そもそも、まだ3章あたりをうろうろしていたりする。私のゲーム進行など、そんなものである。ちなみに、始めたとき、パーティーに編成していたのは、Rの野薔薇と虎杖であった。このゲーム、同じキャラがRとSSRにいるので、こんな起きそうにない間違いが起きたりする。


 ストーリー自体は、原作マンガを途中まで読んでいる。アニメも同じところまで見た。(一応、原作マンガを読んでから、アニメをという、こだわりがあったりするのである)


 なので展開は知っているのだが、台詞せりふに印象深いものが多く、想わず聞き入ったり考え込んだりしている。


 ところで、スマホ・ゲーム独特の文化ともいうべき『静止画+フル・ボイス』であるが、実は私、結構、お気に入りで、声優さんの魅力というのを、ようやく認識したところである。絵が動くと、どうしても、そっちに注意を惹かれるからね。


 追記2023.12.3:ゲームが原作マンガのところまで来た。それで、マンガを読み返して、ようやく気付く。ゲームの台詞って、ほぼほぼ原作通りなのだと。何か意表をついた裏技のような気もするが、案外、王道とも言える。何せ、原作ファンから見れば、文句のつけようもない。


 本は相変わらず紙媒体で読むのだが、マンガの方は電子書籍である。PCなら、大きくして見られるからね。ただ、紙媒体と違い、かたわらに置いておいて、すぐ読めるという訳では無い。といって、数クリックなんだけど。でも、それさえもが、うっとうしく感じられて、途中で読むのが止まっていた。多分、『ベルセルク』の作者の三浦氏が亡くなったからだ。『ベルセルク』も同じサイトで読んでいたからね。本作のキャッチコピーは『もの悲しさ礼賛』だったりするけど、現実の不幸は本当に悲しくなって、困りますね。特に完結まで書くことのできなかった無念を想うとね。






 


 


 

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