逆らえない業
颯斗はお笑いが好きだ。最近金曜日に立川のアレアレアに行っている。お笑いライブがやっているからだ。初めて見に行ったときはお笑い芸人の声の大きさに驚いた。
(こんなに声を張るもんなのか⁉)
それから毎週金曜日はアレアレアでお笑いライブを見に行くのが恒例になっていた。
(自分もいつかライブに立ちたい)
(だけど相方がいない僕は笑いがとれるのか?)
(ピンネタでやれるのか?)
お笑いライブを見ながそんなことを考えていた。
(歌ネタなら一人でもやれるかもしれない)
颯斗はそう考えた。
今僕が考えてるネタは全部相方がいる体で書いてるけど、歌なら一人前提で書ける。颯斗はそう確信した。だが、颯斗はネタを作らない。なぜなら昼寝をするから。
ブログを書き、小説を書き、何とか動画を作りあとは昼寝をする。だからネタを作ってる時間など颯斗にはないのだ。颯斗は昼寝に愛されている。颯斗は長時間労働に嫌われている。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます