応援コメント

延長戦⑥ 高木優一(湾岸ミッドナイト):鉄とアルミと、ポエムの天才」への応援コメント

  • どうしよう……。

    文字じゃ無理だ。

    どうしよう……。

    マジで書ききれない。

    まず一言だけ……

    『湾岸ミッドナイト』
    これ、聖書です。
    単行本を一冊読むに、一週間かかる。(大事に読みすぎて^^;)

    嫌いなやつがいない。
    その中でも高木はかなり上位に来ますね!
    「勿論リペアも好きだが、ビルドには敵わない」(だったかな?)
    これも名言です。

    ブラックバードのパイプフレーム化で、アキオと一緒になってやったカーボンボディ制作。
    「大切なのはカーボンのボディじゃない、その中の鉄のフレームだ」(のようなことも言っていた気が……)

    唯一、北見と対等に渡り合える登場人物でしたね。

    そして、私は少し怒ってます。
    「高木は脇役じゃないですから!」と。(笑)

    じつは、ここだけの話。
    私の作品で、一部、抜粋という名のパクリをやってしまってます。^^;
    それは「セーブ=押さえるではなく、貯める」というやつです。

    そして、この部分を、ここでのコメント前者である福山さんにバレてます^^;

    まあ、そのくらい好きだということです。

    ここまで、あまりの興奮のあまり、誤時脱字もあるかもしれません。
    とにかく書きたい。頭に浮かぶ文章に手がついていかなくても。
    この『湾岸ミッドナイト』は、やはり傑作、いや、聖書です!

    作者からの返信

    いつも応援コメントありがとうございます。

    …長文コメント率100%!?
    (゚Д゚;) 湾岸…さすが大人のポエム漫画w

    と、いうわけで大好物の長文コメントありがとうございます(^-^)/

    高木さんでひとつ気になってるのが、スープラ編でのガッちゃんとのやり取りです。

    「お前、何をたくらんでる?」
    「俺はお前だけは信用しない」

    あの人好きのするガッちゃんが、高木だけには敵意をむき出して相対したあのシーンは未だ明確にはされていません。

    真面目な板金小僧だった高木さんと、「中学の卒業式すらこないでくれと言われた悪ガキ」のガッちゃんに果たしてどんな過去があったのか、気になるところです。

    湾岸ミッドナイトは脇役が皆、生き生きとしていて脇役に見えないんですよねー。

    主要キャラもいいですが、RGOのヤマやR200クラブの面々、あと平本編の原田とかの「脱落組」もまたいい味だしてるんですよねぇ。
    「前にーッ、その前にーッ」
    「両足ふんばってろ安彦ぉ!」
    「ついてこれますか、ここから」

    …いちいちカッコいいのは反則です(;^_^A

    数多くの名セリフが存在する本作、その中でもひとつだけ選ぶとすれば、やはり私は

    「一度こうやってツブれた箱は、形だけキレイに戻しても元の強度は絶対ない」

    心に響く名台詞は数あれど、心と知識の両方に響くセリフってのはなかなかないでしょうね。

  • 湾岸ミッドナイト、これも個人的にすごく思い入れがある物語です。何をどう書いていいかわからなくなるくらい、思い入れがあります。
    高木氏、屈折していて、ひねくれてて、がめつくつくて、嘘つきで、彼は車は大好きだけど、それに乗る人間が大嫌いで、そいつらを食い物にして商売でのし上がったずぶとい男。誰も信用しない、そうして生きて来たのだと思います。
    だけど、そんな彼の一番大事な誰にも触れさせない部分。鉄とアルミの塊の声を聞こうとし、心の底から車を愛する男。そんなアキオと出会った。すぐには信用しない。若者特有の青臭い感傷だと思った。だけど、目が離せない。なぜか、アキオから目が離せない。そこで高木は気づいた。
    「こいつは俺だ」
    昔の自分が持っていた大切な何かを知っている。気がつけば失くしていた何かを、こいつは知っている。だから、俺は、俺は、こいつに認められたい。こいつに、今の俺だって出来るんだって認められたい。俺はアキオに認められたい。
    あのZを蘇らせてやる。俺にしかわからない鉄とアルミの塊の声。あの時の俺が聞いていた声。アキオならわかってくれる、なぁ、アキオ、俺はまだ出来るんだって、俺はやれるんだって、俺に力を、勇気をくれ。
    そんな高木氏がZ完成後に病院で叫ぶ姿。アキオに叫ぶ姿。
    たまらない、最高だ、泣けて来る。
    脇役? いえいえとんでもない。彼は立派な主役の一人。
    鉄とアルミの塊を愛した男達の立派な一人。

    なんか、すいません。気持ちが入り過ぎました( ;∀;)

    作者からの返信

    いつも応援コメントありがとうございます。

    おおおおお!私の大好物な長文コメントありがとうございますうぅぅぅ!
    さぁ、気合い入れてレスすっぞー!

    高木さんはエッセイ中でも書いている通り、紙箱のくだりが秀逸過ぎました。
    たったふたコマで、その人の知識や現実を明々白々に表したあの説明はまさにすばらしかったです。
    見た目があんまパッとせず、キャバ嬢にもなんか陰口叩かれているのが印象的だっただけに、あのシーンは得に映えましたね。

    彼がツナギ着た瞬間に勝利用BGMが高らかに鳴り響いた気がしました。
    アキオにスポット溶接を教え、自らが倒れて折れた心を北見に補強される、
    「信じろ、お前こそが天才だ」の言葉もまた名言中の名言だと思います。

    車を愛しすぎるが故に、かすり傷すら付けられることを嫌い、オーナーの女にすら食って掛かる。
    走らせることが車を消耗させるので、車は例え1mでも乗らない。
    「ドアミラー一個残ってりゃ元の形にオコす」とまでうそぶく。
    幾多の車漫画にあって、彼ほど車を愛したキャラクターはまずいないでしょう。
    青春時代を車の修理につぎ込んだ彼だからこそです。

    そして、そんな彼がアキオに好かれるのもまた当然なのです。
    悪魔のZと走り続ける事、いつの日かZと共に終わる事が確定している彼が、車に全幅の信頼をおける高木を心から尊敬するのは当然なんですよね。
    「アキオー、ウーロンだ、オレ」
    こんなセリフ、他の誰にも言わないでしょうね。

    レイナとの絡みが多いのも彼の大きなポイントです。彼女に「怪しいオヤジ」扱いされながらも、スープラ補修時の報酬を渡した時に
    「余ったらあのオジョーちゃんにメシでもおごってやれよ」と言える気遣い。
    アキオが自分と違って、ちゃんと恋愛できるタイプだと思って、女に縁の無かった自分の轍を踏ませまいとしたのではないでしょうか。

    この「湾岸ミッドナイト」は確かにある意味オヤジ達が主役です。
    北見、太田、山本、ガッちゃん(クピー)、富永。そんな魅力あふれる中年たちの仲でも、元々が真面目な青年だった高木さんの存在は際立っていたように思いますね。

    ……というか福山様、いつも本作にコメント本当にありがとうございます(五体投地)