第18話 17

 そして、今日も部活部は部活する。

 人数が植えたことで、今までできなかったことも可能になった。といっても、ほとんどに負担は伊田が背負っていた。

 伊田に大丈夫か? と訊くが、

「これくらいなんともない」

 と張り切っているようだった。

「いや、本当に大変なときは私に言え。半分は背負ってやるよ。副部長としてな」

 そう言ってやると、

「ありがとな」

 と、頭をくしゃくしゃに撫でられしまった。

「やめろよ、せっかくセットしたのに…………」

「ああ、悪い」

 怒ろうとしたが、そんな顔されていたから、怒る気力が沸かなかった。

「極先輩と伊田先輩ってやっぱりできているのよ!!」

「伊田部長×極先輩、同性カップルとしてやっぱり推すべきだわ」

 私は女の子だぞ、後輩たち。

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