第15話 自分を嫌ってる女を庇って思わず暴力を振るって停学になったら〇〇になっていたんだが?

 「はー……やっちまったなー」

 亮太は自室の勉強机の前にて突っ伏す。

 あの後、亮太と江呂山がやり合ったことは瞬く間に学校中に広まった。

 琉が引き止めてたとはいえ、移動する間にも2人が一緒にいるところを見られてしまっていたし、わりかし早く目を覚ました江呂山が亮太にいきなり殴られたと騒ぎ立てた。亮太も殴ったことは事実なのでそれを認めざるを得なかった。その結果、亮太は1週間の自宅謹慎を命じられた。

 反省文やら何やらも命じられたが、どうもやる気が出ない。確かに殴ってしまったのは良くないことだ。ましてや自分は現在は選手として試合に出たりはしていないものの、キックボクシングの経験がある。

 ただ後悔はしていない。あの時、江呂山が花梨の気持ちを否定された時にこのまま黙っていてはいけないと漠然と感じ取り、そのやり方自体は間違っていたものの行動に移せたのだ。

 なので反省文を書こうにも何も思いつかない。

 気分転換に身体を動かしたり、漫画を読んだりしたものの、何もアイデアが出てこない。

 「うーん……どうするかな……『ぼくはかんじょう的になり、えろやまのぞくくんをなぐってしまったことを深くハンセイしております。』マジでここから出てこねえ……」

 「とりあえず漢字使わずに文字数増やそうという小賢しい手は止めた方が良いと思う」

 「……やっぱ気付くよな……って姉ちゃん!?」

 背後にいきなり現れた人物に亮太は思わず椅子ごとひっくり返りそうになる。

 「何でいんだよ。いつも単位どーのこーの言ってるだろ」

 円谷麻希。亮太と3つ違いの現役の女子大生である。自身と同様に決して成績が優秀とは言えなかった姉がこんな大学をサボっていて良いのだろうか。――あ、もしかして。亮太はひとつの可能性に行き着く。

 「……姉ちゃんも謹慎か」

 「んなわけないでしょ。アンタと一緒にすんな」

 そう言ってすぐにスパーンと頭を引っ叩く辺りは一緒にされても文句は言えないんじゃないだろうか。

 「アタシは起きれなかっただけ。アンタと一緒にしないでよね。――なーに大丈夫ヘーキヘーキ。1回や2回サボったくらいで単位落としたりしないって」

 「……」

 前言撤回。やっぱり亮太としても一緒にされたくない。それにこの姉のセリフが何かのフラグの様な気がしてならないが、それを言った日にはまた頭を引っ叩かれるに違いない。亮太は16年の経験によりそう導き出す。

 「それは分かったけど何で俺の部屋に? 金なら貸さないぞ」

 「アンタに借りるようになったら末代までの恥だわ」

 「失礼な」

 「……そんなことはさておき。アンタに友達――いや、同級生のお客さんが来てるから呼びに来たんだよ」

 「……え、何で言い直したの? 少ないとは言っても一応友達いるんだけど?」

 「良いから早く出ろっての!」

 「わ、分かったから蹴るなって!」

 横暴な姉に急かされて亮太は慌てて部屋から出ていき、玄関へ。するとそこに居たのは、

 「亮太、来たナリよ」

 「円谷君、大丈夫? きちゃった♡」

 「…………」

 親友と偽彼女と恋敵(?)だった。

 


 「へえ、ここが亮太の部屋ナリか」

 そういえば琉とは外で遊ぶことが多いからウチに来たのは初めてかもしれない。物珍しそうに部屋を眺めているが、何かこう恥ずかしい。

 「私、男子の部屋来るの初めて。緊張しちゃう♡」

 絶対そんなこと思っていない翠はキャンディボイス。果たして今それを使う意味があるのだろうか。

 「……」

 そして花梨はさっきから俯いたまま。家に上がる時に「お邪魔します」と呟いたっきりだ。

 「初めての謹慎処分はどうナリか?」

 琉は例の如く眼鏡をくいっと上げながら気遣う様な口調。まあ、確かに友人が謹慎処分なんて微妙に気まずいのかもしれない。

 「反省文が書けない……」

 「? 漢字が分からないナリ? “反”は反射神経の反で……」

 「そっちじゃねーよッ!」

 「……ああ、良かった。そうナリよね……ホッ」

 一体どれだけ自分は馬鹿だと思われているのか。流石に“反”くらい書ける。

 琉は亮太の勉強机の上にある原稿用紙のタイトルを見て悲しげに目を伏せると、

 「でも反静文じゃなくって反省文ナリな」

 「……そうだったのか」

 「……まあ、自分のペースで書くナリ」

 「……おう。ところで二ノ宮さんはさっきから何を探してるんだ。……おいッ、ベッドの下はよせ! こらッ、やめなさいッ! その箱は開けるな! 鍵掛かってるから! やめろ、力ずくで開けようとすんな! ――ってああ!」

 「……ごめん」

 「……え」

 亮太と翠が揉み合いになっているとか細い声で花梨は謝罪する。

 だが亮太からすれば謝られる筋合いはないのでクエスチョンマークを浮かべる。

 「亮太、オレから何があったかは話したナリ」

 「……そうだったのか」

 亮太も謹慎が決まったその日の晩に教室の野次馬達の対応してくれたお礼と自分と江呂山の間に起きた出来事を全て話しておいた。

 「江呂山氏が教室の真ん中で言ったこともあって全てを誤魔化すことはできなかったナリ。亮太、すまないナリ……」

 「いや、気にすんなって。……って俺が言うのも変か」

 そう言って亮太は花梨の方へ目をやる。花梨は亮太と目が合うと再度小さく「ごめん……」と呟いた。確かに結果的には花梨の為に江呂山を殴って自分に対してのみあんなにイケイケだったのにこうもしおらしいとどうにも決まりが悪い。

 「佐倉さんが謝ることないって。今回1番大変だったろ?」

 亮太が謹慎処分になって3日目だが、その間好奇の目で見られていたと思うとこちらもあまり気分が良くない。そんな亮太の想像に反して花梨はふるふると首を横に振る。

 「ううん……円谷が1番大変だったよ」

 そんな花梨を気遣う様に見ると翠もその発言に同意なのか控えめに頷く。

 「案外そうかもね。だって円谷君催眠術使いに加えて特殊性癖持ちになってるからね」

 「そうか、2人がそう言うならそうなのかもな。…………ん? ちょっと待って? 今なんて言った?」

 「……? 私が可愛いって話?」

 「いや、そんな話これぽっちもしてないだ――いやごめんなさい。可愛いです。……ってそうじゃなくって、俺の話! なんだよその特殊性癖って!」

 翠の目から光が失われた瞬間亮太は身の危険を察知して忍者顔負けの変わり身を披露。――というか、コイツ猫被んなくて大丈夫なのか?

 「……亮太」

 すると琉が申し訳なさそうに手を挙げる。

 「その、何というか……色々あって亮太は今校内でも屈指の変態に成り下がってるナリ」

 「ど、どういうことだ……」

 進級して一月足らずでここまで自身の株が下がっているなんて。暴力を振るってしまったのだから、野蛮などと言われることは仕方ないと思うが、何故特殊性癖持ちに……。

 「まずあの日の出来事を話すナリ。亮太は江呂山氏を連れて廊下に飛び出していったナリな」

 「ああ、琉に止められたし、何より教室でする話じゃないと思ったしな」

 「……そうだったナリな。そこでオレは誰かが面白半分で観に行ったりしないように引き止め役を担ったナリ。そうなると当然質問はオレに飛んでくるナリな」

 「ありがとな、大変な役回りだったろ」

 「……師匠、すいません……」

 亮太と花梨がそれぞれ琉を労うと、琉はそれは大したことないと首を振る。

 「それはもう色々な質問をされたナリよ。『佐倉さんが二ノ宮さんのことを好きだというのは本当か!?」と」

 その瞬間、花梨はびくりと反応。一方もう1人の当事者の翠はマイペースそのもの。亮太のベッドの下のお宝をクソ真面目な顔して読み込んでいる。――くッ、殺せ!

 「もちろんそれについては知らない、記憶にございませんで通したナリ」

 「……」

 前者はともかく後者は人によっては肯定と捉えかねないだろうか?

 「一先ず皆、それについては納得してくれたナリ。佐倉氏を前にこう言うのはアレナリが、あの江呂山氏お世辞にもあまり評判が良いと言えないナリからな」

 「そうだったのか」

 亮太としてはとりあえずは花梨が傷つく様な事態になっていないことに安心した。やはり日頃の行いって大事だ。

 「でもちょっと待てよ。何でそっから俺が特殊性癖持ちって話に?」

 「……ここからが噂の怖いところナリ。実際に二ノ宮氏と佐倉氏はここ最近常に一緒に行動している。そしてそれを揶揄する様な言葉を声高に叫んだ江呂山氏を亮太が強引に連れて行った。この2つの出来事からある推理がされたナリ」

 「そ、そうなのか、一体どんな推理が……」

 学校屈指の変態扱いになっていることからそれがロクなものではないことは分かるが、聞かずにはいられない。亮太は生唾を飲み込む。

 「……亮太が佐倉氏に二ノ宮氏を寝取らせようとしていることになってるナリ」

 「……え」

 令和のシャーロック・ホームズもビックリのトンデモ推理だった。

 「ど、どういうことだってばよ……」

 「まず前提として亮太は催眠術使いナリ」

 「……ああ」

 その前提がそもそもおかしいのだが、それを受け入れなければ話が進まないのでとりあえず頷く他ない。

 「最初、二ノ宮氏と佐倉氏が仲良くなったことで、亮太は振られたことなっていたナリ」

 「そうだぜ。自由の身になれて清々していた――いや、何でもない。二ノ宮さん、どこから出したか知らないがそのライターをしまってくれ。その本はクラスメイトからの借り物だ」

 「……仕方ないな」

 翠は亮太お気に入りの一冊を箱に戻す。焼却処分は回避できた様だ。

 「だがある出来事によって、その認識が覆ったナリ」

 「……え、もしかしてそれが……」

 「そう、亮太と江呂山氏の衝突ナリ。江呂山氏はあの場で佐倉氏が二ノ宮氏に恋している旨の発言をしたナリ。だがその発言をした瞬間亮太は江呂山氏を強引に連れ出したナリ」

 「だってあの場でする様な話じゃなかっただろ」

 亮太は混じりっ気なしの本音を告げると琉もそれに同意して頷く。

 「……だけど、周りはそう見てくれなかったナリ。簡単に言うとこの一連の出来事の首謀者は亮太。亮太がまたも催眠術やら何やらを駆使して二ノ宮氏か佐倉氏のいずれか一方かもしくは両方にお互いを好きになる様に仕向けた、そしてそれに気が付いた江呂山氏が亮太をあの場で告発しようとしたけど亮太に強引に連れ出されて口封じをしようとしたということになってるナリ」

 「迷推理にもほどがあるだろ!」

 俺前世でなんか悪いことしましたか神様?

 亮太は特別信仰している宗教などないが、ここまで悪いことが続くと流石に神の介入を疑わざるを得ない。

 「……まあ、全員が全員それを信じてるわけじゃないナリな。催眠術説を推してるのは江呂山氏の周りの人間と亮太と二ノ宮氏が付き合ってるのを元々良く思ってなかった連中ナリな」

 「……慰めてる様だけど、それって結構多いんじゃね?」

 「……そうとも言うナリ。江呂山氏も亮太にすっかり恐れを成したのか口を閉ざしていて、人によっては江呂山氏も亮太によってアレされた感じということになってるナリ。亮太は今やヨモギ高校随一の危険人物扱いナリ」

 「いやいやいや、アレって何だよ! アレだよな? 殴られたことによる恐怖だよな!?」

 ――何なんだよ、もおッ! 人のいないとこでずりーじゃんかよおッ!

 「円谷、本当にごめん……。あたしが本当のこと言えばいいのに……」

 頭を抱える亮太に花梨は消え入りそうな声で謝罪してくる。なるほど、確かに花梨が自分の秘めた想いを話していたら今とは状況が異なっていたかもしれないとも考えられる。

 「……いや、多分佐倉さんが俺の無罪を主張してもあまり効果ない気がする……」

 「オレもそう思うナリ」

 「え、何で……?」

 そこで今まで大人しくしていた翠が話に入ってくる。

 「円谷君が催眠術使いだって疑惑がある以上は私らがいくらそう言っても結局それ込みで催眠扱いされちゃってことでしょ?」

 「……そっか……」

 翠の言葉を受けて花梨も納得いった表情になる。

 悲しいことに恐らくその通りになる。一体連中はどれだけ自分をそんな卑劣な奴だと思い込んでいるのか。いや、ある意味では高度な催眠術使いとして買い被られているのかもしれない。全く嬉しくないが。

 「ま、これも日頃の行いだよねー」

 その最たる原因とも言える翠が何とも呑気な口調で残酷なことを言う。

 「……」

 これが男ならぶん殴っているかもしれない。亮太はグッと堪えながらもさっきから思っている違和感を口にする。

 「まあいいや。俺のことはさておき、二ノ宮さんは良いのかよ?」

 この状況で自分のことはさておいておくあたり、この亮太も亮太である。彼のこれまでの変遷が気になるところだ。

 翠は亮太の問い掛けに一瞬疑問符を浮かべたがすぐに合点がいったようでそれに首肯。

 「ああ、そういえばこの2人には私らの関係のこと話したから」

 「え、良いのかよ……」

 道理でさっきから亮太と2人でいる時の様な人をおちょくった様な態度なわけだ。

 「うん。……なんとなくね」

 なんとなくでいいのかよという気持ちにもなったが、亮太としては数が少なくとも事実を知っている人がいると動きやすいし、色々ありがたい。

 亮太もそれこそ本当になんとなくだが、翠は花梨の為にそうしたのではないだろうかと思う。翠は性格にそれはもう色々と問題ありだが、悪人ではない。……恐らくきっと多分。自分に真っ直ぐ気持ちを向けてくる花梨に対してウソの関係を盾に逃げるのを良しとしなかったのではないだろうか。

 「あん? 何見てんのよ? 見物料とんぞ?」

 「……なんでもねーよ」

 全く。可愛くない偽彼女である。

 「……本当に付き合っていないナリな。漫画みたいな関係ナリ」

 そんな亮太達のやり取りを見ていた琉は素直な感想を漏らす。だがその感想はやめてほしい。何やかんや最終的に付き合うことになりそうだから。

 「まあ、佐倉さんそんなわけだ。俺と二ノ宮さんは訳ありで付き合っているフリをしている。だから遠慮しなくて良い」

 「でも……女同士だよ……」

 花梨は項垂れたまま声を絞り出す。

 「……それがどうした?」

 「え」

 亮太の言葉に花梨は何か言おうとして口を開きかけたが、やがて口をつぐみ、そして

 「で、でも! それで今回円谷に迷惑を掛けたじゃなん!」

 「ああ、確かに迷惑だし面倒だ」

 亮太が迷わずにそう口にすると花梨は悲痛な表情を浮かべる。亮太はそれに気付きながらも更に言葉を続ける。

 「でも、それ込みでも俺は自分の行動に後悔はしていない。――まあ、殴っちゃったのは良くないけどな。その、つまりアレだよ。迷惑だけど俺はそれが嫌なわけじゃなくて……」

 弱っている女子を相手にした経験など碌にない亮太のしどろもどろな説明に花梨は悲痛の表情からはてなマークを散らし始めた。

 「……もしかして、円谷って……え、Mなの?」

 「なんでだよ!」

 自分の思いとは全く異なる方に納得されてしまっても困る。すると、そこでフォローに入ったのはまさかの翠。

 「花梨ちゃん。花梨ちゃんは助けたい友達を助ける時って嫌だなって思う?」

 「……わたし友達いない……」

 「……」

 もの悲しい現実に一瞬辺りが気まずい空気に覆われる。

 「そ、その、あのさ! そうしたら家族とか! そういう自分にとって近しい相手に助けを求められたりとか迷惑掛けられたりしてその人から離れたい、関わり合いたくないって思う?」

 流石に亮太以外には気を遣えるのか翠がなんとか言葉を変えると花梨は首を横に大きく振る。

 「……! 思わない!」

 「円谷君が言いたいのはそういうことじゃないかな」

 「!」

 花梨は目を見開くと急にモジモジ。

 「そ、その……つまり、円谷はわたしのことそういう風に思ってるってわけ……?」

 何故だかゴニョゴニョとした口調。聞くまでもないだろうに。でもなんだかこっちまで照れ臭い。

 「まあ、そういうことだよ」

 「……はうあッ!」

 亮太の答えを聞いた花梨は奇声をあげた。……一体なんだってんだ?

 「円谷君……」

 「亮太……」

 何故か翠と琉には出来の悪い生徒を持った先生の様な眼差しを向けられる。――やめろ、その目は俺によく効く。

 何故だか耳まで顔を真っ赤にした花梨は更にモジモジとしながら亮太に上目遣い。

 「その、円谷はさ。あたしが何を好きでもそれを理由で離れたりはしないってことだよね?」

 「……あ、ああ……」

 何か妙な空気になってきた。花梨はチラチラと亮太を見ながら話を続ける。

 「そうしたらさ、……もし……もしだよ? あたしが二ノ宮さんが好きなのに、もう1人気になる人がいるって言ったらどうする……?」

 「え、それはどっちかに絞ろうぜ? 二股は良くないぜ? ……ひでぶッ!」

 亮太としては至極真っ当な正論を言ったつもりだったが、ベッドの上にあった枕を思いっきり投げつけられた。――なんで?

 「ばかッ! 何なのよ! ほんとにもう!」

 「……いや、それこっちの台詞……」

 「うるさいッ! もう! 一瞬でも良いかもと思ったのに!」

 しおらしくなったかと思えば次の瞬間には暴力的になる。女心は秋の空とはよく言ったものだ。

 「あたし帰るッ!」

 ぷりぷり怒りながら、花梨は帰り支度を進める。

 「じゃあオレ達も帰るナリか」

 「そうだね」

 何故か哀れなものを見る目で亮太を見る琉と翠。――だからやめろ。その目は俺によく効く。

 「それじゃあまたねッ! ……それと今日はありがとう。その、また戻ってきてからもよろしくね……?」

 後半部分はまたもゴニョゴニョ。呆気に取られていた亮太にそれは聞き取れなかったので思わず

 「……は? 何だって?」

 とラブコメ主人公にありがちな突発性難聴を発症。

 「うっさいッ、覚悟しておけよ、ばーかッ!」

 最後に罵られ、花梨は出て行ってしまった。最後『ばーかッ!』の時に笑っていたのは気のせいだろうか?

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