第21話

過去編


私はクラスでみんなでワイワイやるのがそこまで好きじゃなかった。ゆっくりマイペースに楽しく過ごしたかった。


でもクラスメイトは、特に中学のクラスはある人を筆頭にワイワイばっかりで、私はクラスから少し浮いていた。


そして、同じように浮いていたのが優くんだった。


私と優くんは溢れもの同士仲が深まっていた。


優くんは本当はクラスのみんなと騒ぐのが好きだったようだが、家族がそれを許さない。


そこで、優くんは提案して来た。


「部活つくろよ!!俺してみたかったし!」


「部活?」


優くんの提案で自分たちの理想郷を自ら作ろうと話した。


そして、最初の文化部が誕生した。


優くんは家族から部活は禁止されているが、暇があればやって来て、そんな毎日が楽しかった。

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