ヒロインがいきなり貴族のおうちを追い出されてしまいます。
辺境伯である父親に、何か思惑があるのかと思いきや特になさそう。
才能あるお兄様が、何か助けてくれるのかと思いきや特になさそう。
そんな、ボロボロな旅立ちとなったヒロインに手を差し伸べてくれたのが麗しい異国の少女でした。
いかにも家族に復讐しそうな流れですが、ヒロインのぷわぷわした可愛らしい思考がそんなところへ向くことなどなく、異国の少女とともに新たな人生を満喫しながら、持って生まれた才能を開花させていくお話。あと進展しそうでなかなか先へ進まない少女二人のお話。
お嬢様風の丁寧な口調の地の文がクセになる、和み系オススメ作品ではないでしょうか。
※このレビューは18話の時点で書きました