第3話まで読了したので感想です。
第1話にてお金も無く服装もボロボロな状態で貴族の実家を追われ、続く第2話でそんな絶望的な状況下で下劣なゴロツキ冒険者に慰み者にされかけ泣きっ面に蜂状態だったレンの目の前に、ヒロイン(個人的にもう一人の主人公かなと思ってる)のヒナミナが颯爽と現れ窮地を救ってくれたシーンの安心感が半端無かったです。
会ったばかりのレンをどうして助けたのだろうと疑問に思っていましたが、第3話にてレンが今は亡きヒナミナの義妹風花と様々な面で似ていたと解り、腑に落ちました。
そして、今まで使えなかった魔術が使えるようになる施術をレンに対してヒナミナが実施しますが、その方法が・・・(思い出すと恥ずかしいのでここでは省略)
正直、この辺りは施術の様子を文字から読み取ることで想像の余地が入り(恐らく映像で見るより)ドキドキしながら読んでました。
(とうとうエスさんも本気を出してきたなと想いつつ、これ・・・義妹が生きていたら同じ施術を行ったのかと考えると”ヒナミナ、恐ろしい娘(こ)・・・!”と思いました)
ここまでの話で二人の関係が一気に進んだ感がありますが、現状ではレンから見たらヒナミナは頼れる相手(少し穿った見方をすれば依存相手)として、ヒナミナから見たらレンは亡き義妹の生き写し(ともすると風花の生まれ変わりないしは本人そのもの)として見てるのかなと個人的に感じました。
そのため、今後注目している点としては物語が進むにつれてお互いに相手を見る目がどのようになっていくか注目しています。
というわけで、続きのお話も楽しみにしています。以上、長文失礼いたしました。
作者からの返信
GintoYGO様、応援コメントありがとうございます!
追放物の小説だと仲間が主人公の有能さに気付かず追放するというパターンが多いですが、レンはこの時点だと本当に力を持ってないので割と絶望的な状況でしたね。
ヒナミナは基本優しい子ではあるので助けた後、適当な服と少量のお金を渡すぐらいまではしてくれると思いますが、家に呼んで今後の生活の指針まで与えてくれたのはやはり義妹と似ているという点が大きいです。
戦闘面ではほぼほぼ主人公です。
施術のアレは……うん、私が単に好きなだけだったりします。
ちなみに生前の話になりますが、ばっちり義妹にもやってます。
ヒナミナ側の視点では大体そんな感じです。
レンは依存心も強いですが……たぶん読者の方が現時点で感じてるよりは頭ピンクな子です。
これからも頑張ります!
まだ読み始めたばかりですが、良い百合を感じます! 出会って初日でベッドインとはすばらしいスピード感ですね。ヒナミナさんは良い人なのにちょっと危ない香りがして、とても魅力的です。これからも楽しみに読ませていただきます。
作者からの返信
西園寺兼続様、応援コメントありがとうございます!
大胆な百合は女の子の特権ですからね!
ヒナミナはいい子なのですが、お察しの通り精神的に脆い所もあります。
次話以降も楽しんで頂けたら幸いです!