目指せ一つ目の★。
カクヨム新人さんにとって最重要の導線は注目の作品なのですが、それには最初の★獲得という段階を一度踏む必要があります。
最初の一つ目の★、これが本当に大きな壁になります。
投稿作品の三分の一ほど、3~4割が★0だと言われています。
すでにカクヨムに根を降ろせていて、新作を投稿したら確実に★が一つ以上取れる方々も多いのでこの数字なのですが、これからカクヨムで頑張って見ようという人だけに限れば恐らく軽く半数程度はこの壁に弾かれてしまっているのではないでしょうか?
この壁、思った以上にあついのです。
というのも、カクヨムのシステム上、エピソードごとに★を入れて評価することが出来ない仕様なんですよね。
なろうですと、エピソードごとに★が入れられるようになっている。だからちょっと面白かったなと思えば気軽に★を入れてくれる可能性は高い。
カクヨムは一番最初の作品ページと最新エピソードのページのみ。
つまり、最初か最後かでしか★が入れられないデザインになっています。
最初に読み始める前に★を入れる人はあまりいないでしょう。
そうなると最後まで読みきらないと★を入れられる画面が出てこない。
ですので、途中で面白いと思っていてくれたとしても、ハートを付けるだけで終わってしまいます。
最後まで読み切ってくれたとしても、★を入れる機会はここしか無いので、読み終えた時に入れ忘れたらそれでオシマイです。
面白いと思ったものには、積極的に★を入れてあげようということを意識していない読者の方は、全くと言っていいほど入れてくれない仕様なのです。
そして、そんな意識がある読者はそう多くはありません。
すでにファンがついてくれていて★を入れるつもりで読んでくれている作者さんならまだしも、無名の作家にとってはこの仕様は想像以上に厳しい。
ですからカクヨムでは、読者の方の意識を、少し★の方に誘導させていただく必要性が生じます。
これは人によってもの凄く抵抗がある事かもしれませんが……この対策としてわかりやすく有効であると思われるのは、ストレートに★のお願いをすることです。
よくYou Tubeとかでも、チャンネル登録お願いしますってやってますよね。あれと似た感じです。
要するに、カクヨムのシステムは、面白いと思ってもわざわざ評価しに行くという行動をとらない限り★が入れられない仕様になっている――書き手側の目線でいいますと、カクヨムというサイトは読者の方が自発的に評価しようという行動を取らない限り、評価してもらえない厳しい仕様になっている。
そこで、その行動を促すためのお願いをさせて頂こう、というお話です。
定期的に本文の最後に「ここまで読んでくれてありがとうございます。面白いと思ったらフォローと★でのご評価お願いします」などと書いとおくと、★を入れてくれることがあります。
わざわざ★でのご評価と明示しているのは、ハートのことでは無いですよということをさり気なくアピールしているわけですね。
やりすぎるとうざく見えることもあると思いますので、章の終わりなどのお話の区切りがついた時点でやるのが好ましいかと思います。
その際ですが、本文とは違う文章だと言うことを分かりやすくしておいた方が良いかも知れません。
知らぬ間に宣伝文を読まされていた――という感じの不快感の軽減に繋がります。
少し改行を多めに取った後などに、あとがきだと明示した上でお願いしてみる、とかですね。
例えば……。
――あとがき――
ここまで読んでいただきありがとうございます。面白いと思ったらフォローと★でのご評価お願いします。
と、こんな感じになるでしょうか?
ということでボクも。
あまり区切りがついていない所で言ってしまうことになるので良い参考にはなっていないかも知れません。
このカクヨマニアでは、例えば、準備編が終わる辺りで書いておくのがベストなイメージになるかと思います。
――あとがき――
ここまで読んでいただきありがとうございます。面白いと思ったらフォローと★でのご評価お願いします。
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