第8話

「どもこん、プリンス龍兎でーす」


>dc

>dc

>dk

>dc

>何、どもこんも略されたの?w


同接は、25万人を超している。

Hyahhoo!ニュースでも掲載されたらしい。

ここまで、俺たちのざまぁ計画がみられるとは思わなかった。

でも、せっかく見てもらえるからには、面白くしないと。

もちろん、やりすぎとか法に触れることはしないよ!


「今日は、ちょっと中庭でライブしたいと思います。」


>うほw

>nice

>omg

>nice

>海外ニキいるw

音風ノア[☆✓]>がんばれー!

>公認クリエイター来たw

>よくみたらアイドル警察やんw


ちなみに、☆がついているのは公認クリエイターの証拠。

✓の認証クリエイターと違って、一定の登録者で獲得できる✓に加えYotubeでの貢献度などを総合的に評価され高評価だった人だけが入手できる。


「まぁ、ただ一人でライブするのもあれなので、ゲストを連れてきました!」


「「「「おおおおおおおおおおおおおお」」」」

会場にいる生徒たちも大盛り上がりである。

もちろんチャット欄も、


>おおおおおおおお

>おおおおおおおお

>おおおおおおおお

>おおおおおおおお

>おおおおおおおお


もちろん盛り上がっている。


「それでは、ゲストの方どうぞこちらへ!」


そう俺が言うと、数人が一気に会場に入ってきた。

まず、みこ。今流行ってるキャラクターのコスプレをしている。

つぎに、なーちゃ。彼女は、みこと同じ事務所に入っているコスプレイヤー。

そして、さっきチャット欄にもいた音風ノア。彼女はアイドル活動をしながら、暴露系配信もしている異色の配信者だ。

最後に、V-rade(ぶいれーど)。彼は、今一番人気のプロゲーマーだ。

全員、フォロワーが100万人以上いる超有名インフルエンサーだ。


「ライブといっても、今からトークライブをしたいと思います。」

俺は、事前になーちゃとV-radeにもざまぁ計画のことを話したうえで協力してくれるか聞いた。

そしたら、快く承諾してくれた。

本当に助けになる。

俺の作戦はこうだ。

今から、視聴者や会場にいる人の質問に答えていく。

そのあと、あらかじめ用意されていたざまぁに関する質問に答える。

そして、最後に名指し。

屋上に呼びだされた時の録画データも公開する。

これは、俺たちの仕返しとエンターテイメントがかけ合わさったものだ。

俺を敵に回してしまったこと。

後悔させてやる。


俺が言った言葉。

「わかった。柴野が広めたうわさ、嘘だって証明してやるよ。」

この言葉が真実であること、見せてやるよ。

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音風ノアについては、

https://kakuyomu.jp/works/16817330663404917282

この話を読めばわかります。

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