第7話
そして俺達は学校に登校した。
案の定、みんながざわついている。
「え、もしかして命さんって、、、」
「じゃあ、蓮矢はプリンス龍兎ってこと!?」
もうすでに学校中に俺たちのうわさが回ったようだ。
ここからだ。
俺は教室に入った。
瞬間、みんながざわついた。
「「「Σ(゚∀゚ノ)ノキャー――!!!」」」
まじかよ、、
昨日まで、俺のことを露骨に避けてなかったか?
まぁ、いいや。
俺は、みんなからの質問に無視した。
そして、昼休みまで我慢することにした。
昼休み。
命を呼んで、一緒に屋上で配信をすることにした。
「どうも。ざまぁ開始だ!プリンス龍兎です」
「かわいいは正義!コスプレイヤーのみこです!」
>どうもー
>よし!
>ついに、ざまぁああああ
>きたあああ
>まってました!!
「きょうすることは、、わかってるよね?」
>ざまぁ!
>それはね、、
>いえす
>もちろん
「というわけで、今からざまぁしていきます。
やり方なんですけど、、
今から、配信したままで校内を回ります」
>やばww
>きたこれwww
>そこで言いまくるのか
>wktk
「それでですね、、、
みこ、コスプレしてきて。」
「ええでー」
>え、校内コスプレokなの?
>できるの?w
>やばw
「正体ばらして、校長に頼んだら意外といけたよ」
>は?ww
>ちょろw
こうして、俺たちのざまぁが始まった。
目的は一つ。
全員に俺と命の正体をばらすこと。
学校の半数以上が俺たちのことを知っている。
そして、ある程度の人は俺の配信を見ている。
だから、ざまぁされるのは私たちだ、と気づくだろう。
そして、俺をはめたやつら。
立花、柴野、俺を屋上に呼んだやつ。
おそらく、もっといるだろう。
そんな奴らを一斉に追い詰めるためには、この方法が一番なんだ。
いこう。
ちょうど、みこも支度ができたようだ。
「あ、りゅーともこすぷれしてー」
は?
突然のみこの発言に、俺はびっくりした。
「だって、ざまぁしたいんでしょ?
りゅーとも少しはかっこよくなって見返そうよ」
確かに。
なんか少し引っかかるけど。
俺は、みこの提案に乗った。
そして、「プリンス龍兎」の姿になった。
「おおー」
>おお
>りゅうといけめんやん
>すこ
>これなら堕ちるw
とりあえず、準備はできたことだし。
俺たちは、中庭へ向かった。
その間に、数えられないぐらいの視線が集まる。
中には、ひやひやしている人もいた。
この時点で、効果は抜群のようだ。
そして、俺は助っ人も呼んでいる。
だから、わざわざ人が集まりやすく広い中庭にしたのだ。
そして、俺たちは中庭に到着した。
「それじゃあ―」
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slowy....
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