◇閑話◇ 「カフェオスト」の話

 今回は、「カフェオスト」という飲み物についてお話しようと思います。

 *辞書や持っている書籍では調べられず、ネット情報のため閑話にしました。


     ☆


「カフェオスト」という言葉を、皆さんはご存じでしょうか。


 私は先日、ある漫画に登場したのをきっかけにその名を知りました。ただ、「どういうものか」という説明がなかったため、謎のままだったのです。


 気になった私は、辞書で「カフェオスト」を調べてみましたが、ヒットはなし。持っているコーヒー関連の書籍も開いてみましたが、出てきませんでした。


「聞き馴染みがないし、まあ、そうなるだろうなぁ……」と思いつつ、辞書と書籍での検索はあきらめネットで検索してみると、「カフェオスト」は「コーヒーに、角切りにしたチーズを入れたもの」のことだと分かりました。


 ちなみに「カフェオスト」の「オスト(ost)」というのは、スウェーデン語で「チーズ」を意味します。名前の由来が分かると、なるほどですよね。


「カフェオスト」が飲まれているのは、フィンランドのカイヌ地域(フィンランドの中腹辺りで、ロシアと国境を接しているところ)。味は、ティラミスのような風味と書いてありました。


 確かに、ティラミスはスポンジにコーヒーなどを染み込ませて、チーズの入ったクリームと交互に重ねていくお菓子ですから、近い味になるかもしれませんね。


 ついでなので、「カフェオスト」の作り方も載せておきましょう。とっても簡単です。


①溶けにくいチーズを角切りにし、カップに入れます。

②そこにホットコーヒーを入れて出来上がりです。

 

 チーズも色々種類がありますが、中でもレッドチーズ(オレンジ色っぽいチェダーチーズのこと。レッドチェダーとも言うそうです)がおすすめと書いてありました。


 理由は、コーヒーの中で溶けにくいから。もしかすると、チーズが溶けてどろっとするとおいしくないのかもしれません。


 量はお好みで。コーヒーを飲みながらチーズを食べるのが、「カフェオスト」の飲み方(食べ方?)だそうです。


 コーヒー好きの方はご存じだったかもしれませんが、知らなかった方にとって豆知識にでもなれば幸いです。

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