応援コメント

Column7 「換骨奪胎」の話」への応援コメント

  • 「換骨奪胎」を「先人の詩文の着想や形式を借りながら、独自の作品に仕上げること」と理解している身としては、「過去の自作の焼き直し」などという意味合いで使われるのは認めがたいものがありますね。
    先人の詩文の着想や形式を借りるというのは、そこにリスペクト精神があるからこそ。そうじゃないなら気取った言い回しをしようとせず普通に焼き直しって言えや、と感じます
    (もちろんですが、自作の焼き直し自体は一切否定しておりません)

    >「換骨奪胎」を「焼き直し」という意味で使うときは、過去の作品以上ではない、それ以上にはなりえないという皮肉が込められているのではないか
    焼き直しという意味で使っている人、そこまで考えてないと思いますよ(苦笑)
    むしろ、リメイクという意味で使っているのではないかなと。冒頭にも「以前書いた短編を長編にした」とありますが、この場合「別の作品のように見せかけて」はいないでしょうから。

    作者からの返信

     吾妻藤四郎さん、コメントありがとうございます。

     >気取った言い回しをしようとせず普通に焼き直しって言えや
     珍しい言い方をされていたのでくすっと笑ってしまったのですが、吾妻さんのお気持ちが伝わってきました。
    「換骨奪胎」の本来の意味を思うなら、やはり「焼き直し」として使うのは違うかなと思います。

     >焼き直しという意味で使っている人、そこまで考えてないと思いますよ(苦笑)
     私もそう思います(笑)
     一応補足しますと、皮肉の話は、「換骨奪胎」を「焼き直し」として捉えている方の話ではなく、辞書の語釈に対してのことで、何故「焼き直し」という意味が掲載されたのかという理由について述べたものでした。

     それから、「換骨奪胎」を「リメイクという意味で使っているのではないかな」とおっしゃっていましたが、確かにその意味として使われているのかもしれないなと思いました。
     ですが、そうなると「換骨奪胎」の本来の意味でも、俗語の意味でもなく、また別の意味として使っていることになりそうですね(^^;