第7話(情報収集その2)

シーンプレイヤー:全員


あなたたちはレンに呼びつけられるがまま、支部へと戻ってきた

支部長室はシンとしており、うなじがきしむようだ


レン

「支部長がいなくなっちゃった…なんで…?」

「病室、抜け出したのがカメラにのこってて…でも痕跡全然残ってなくて…追跡できなかったよ…」


ボロボロ泣くレン。


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情報収集となります


あなたたちの生まれた理由

情報:UGN

目標値8


栄光と勝利の槍について

情報:UGN

目標値7


プロジェクト「master of duplicate」

情報:UGN

目標値9


「輪廻の獣」

情報:UGN

目標値9


支部長室の探索

知覚

目標値6


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あなたたちの生まれた理由


あなたたちはミスティアの輪廻の獣を補強するための言わば餌である。

輪廻の獣を降臨させるための餌。

人工の輪廻の獣だけでは不完全なため、あなたたちを殺して補完することを目的としている


あなた達全員を殺して、「ミスティア・イェーガー」は完成する。

「輪廻の獣」として。


それを防ぐために。

ミスティアは全員を支部に集めた。

誰一人欠けることなく

護りきるために


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栄光と勝利の槍について


これを保持することでミスティアは「Dロイス:輪廻の獣」を封じている。

適合実験を受けた理由は「輪廻の獣」の封印のため。

不完全で弱いDロイスのため、別の武器で一時的に封じている。


これの封印が解ける(槍が壊れる)などが起きてもすぐ理性を失う訳ではない


だが、その状態でジャーム化することだけはあってはならない。

そのジャームは後述の資料にあるが、かなり強く危険だからである。


そのためミスティアはUGN支部長として「自ら複製体を守る」道を選んだ。

自分なら殺されない。必ず生け捕りあるいはそれに近い状態にされるだろう。


生まれたことに罪はない。


…手の届く範囲でいい、護りたかった。

どんな経緯であっても、どんな理由であっても。

日常を知って、人間らしく。

…UGNに保護された時点でもう既に難しかったのかもしれないが、それでも。

脅威が去り、自由を得て、日常を知って…穏やかに、生きて、欲しかった


_____________


プロジェクト「master of duplicate」


マスターエージェント「長鮫」という女性と、使徒「エフィメラ」が推し進めていたもの。


複製し、自分を喰わせる。

それはまるで自身の尾を喰らう蛇のように。

自分を喰らうことで、ウロボロスの名の通り

「自身を喰らい、無限に進化を続ける」

そのためにまずは7人。

遅れて予備で×人。

全員を殺す必要はない。

7人。7人死ねばこれは成立する。


そのため「長鮫」は複製体を弱体させる術を持っている。


…トループは7人以上いた。


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「輪廻の獣」


ミスティアがいずれなるジャームである。

不死とされており、白い仮面をつけた二足歩行の獣といわれている。

その驚異的な点は「長期戦」によるしぶとさである。

主に長期戦を得意としており、またEロイス「無限を継ぐもの」で他者へと転移するため、物理的に倒せず、本物の「輪廻の獣」はプランナーでさえ倒し切れなかった。


人工的に再現されたもののため、不死性こそないものの、彼がジャーム化した暁には、遺産をひっさげたまま、生命力で攻撃を無数にしのぎきり、倒せてもジャーム化が避けられないという、ハイリスクな戦いが待ち受けている。

UGNの上層部…アクシズでは、ミスティアの動向によっては暗殺も視野に入れると宣言。

今日の22:30までに帰投しなければ…部隊を編成し、24:00にミスティアを殺害する手はずのようだ。


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支部長室の探索


探索すると、机の引き出しから無数の紙があふれ出す。

遺書だ。

おびただしい数の。

そのすべてが書きかけで、葛藤にまみれている。


トリガーシーン「誰にも言えなかった話」が解放されます。

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