首吊りの木


 三毛猫が階段を降りた瞬間、青年のムサはウユギワ村のエースの座を失ったと感じた。


 迷宮の最下層へ続く階段には巨大なシロアリのレディ・アントが待ち構えていて、マガウルのジジイに新品のマントを作ってもらったラヴァナと、娘からどうかしている性能のチェイン・メイルを譲られたポコニャは悲鳴を上げた。


「「 逃げろ! 」」


 と2人は叫んだし、ムサも同時に同じことを叫んだ。レディ・アントには逆立ちしても勝てない。まずは「盾」たる自分が攻撃を防いで、再び階段を塞ぎ直して——熟練冒険者として頭の中で作戦を立てたし、リーダーのナンダカもムサに「倉庫!」と怒鳴った。


「にゃ? 最下層まで来たのに、またアリですか……」

〈——むくろ細剣術さいけんじゅつ五月雨さみだれ——〉


 しかし、ムサたちがモタついているうちに三毛猫はレディや配下を殺し終わっていた。わけのわからない光る棒を雑に振り、光の斬撃が飛び——アリの群れはそれだけでみじん切りにされていた。


「——にゃ。またつまらぬものを切ってしまいました……」


 つい4時間ほど前、両親と合流してニャーニャーと泣いていたはずの少女は、まだレベル18だ。フェネ村長が鑑定したから間違いないし、レベルだけならムサより弱い。


 え、なんなのあの子猫。


 そう思ったのはムサだけじゃないはずだ。


「全員、ぼさっとしない! アリは死んだわ。突撃するわよ!?」


 ナサティヤに怒鳴られ、ようやくムサは戦闘中だということを思い出した。子猫と怪盗と謎のジジイ——そして村の最強戦力たるフェネ婆さんはミケの剣撃を「当然」とばかり階段を降りていて、すぐ後ろには真っ青な顔でゴリが続いている。


「い、行くぞおまえら、ゴリを保護しろ!」


 ナンダカが困惑した顔で叫び、ラヴァナ夫妻も階段を駆け下りた。


 戻りたくなかった最下層に出た。


 迷宮の最深部は相変わらず赤い。壁面を覆うヒカリゴケは24層までは白く光るのに、ここでは禍々しい赤を放っている。直径500メートルはありそうなドーム状の地下空間には千か、二千か——膨大な数の魔物の唸っていた。地面には直径1メートルはある黒く太い根が縦横無尽に張り巡らされていて、中でも太い6本の根は、遠目には盛り上がる丘のように見えた。


 その根の全てにはホブゴブリンやオークといった化物が立っていて、階段を下り、最下層に飛び出したムサは、すぐさま懐かしいクソ豚に襲われた。


 オークキングだ。剣閃の風だけでは叡智が「全滅」を警告した強敵は、ただのオークが子豚に見えるほど巨大だった。丸太のような鋼鉄の金棒を振り上げ、5メートル近い高みから金棒を振り下ろし、ムサを含めた全員を殺そうとしている。


「にゃ? これは食べごたえがありそうな豚!」

〈——邪鬼心じゃきしん示現流じげんりゅう:チェスト——〉


 キングの太い金棒が、イカれた細い木の棒で——ひのきのぼうで輪切りにされた。


「にゃ」

〈——骸細剣術:霞三段——〉


 続く三連撃でオークキングの腹に三本の筋が走り、血が吹き出す。キングは苦痛にうめいたが、目をギラつかせて子猫を殴ろうとした。


〈——豚氏太極剣:天馬行空——〉

「にゃ! これはアリより強い☆」


 攻撃を回避しつつミケが飛び上がり、反作用で足元の根が割れた。矢のように飛んだ子猫は棒を真っ直ぐに突き出してキングの心臓に突き立て、ムサを何度も苦しめたオークキングは絶命して倒れた。ゴブリン数匹とイビルアントが下敷きにされ、ついでに即死する。


 ミケはキングを軽く倒すと楽しそうに走った。敵はオークキングだけではない。彼女は自分の父親とナンダカのもとに駆けつけると、両親らが苦戦していた白オークの腹を素手で軽く小突いて即死させた。ミケが嫌そうに目を覆う。オークの足元にはシラガウトが潜んでいて目潰しを仕掛けたが、癒快ゆかい持ちのラヴァナが即座にマニコロドーシャを詠唱した。


「にゃ。パパすごい。回復魔法は便利。ミケもカオスも真似できない技!」

「お、おう……」

「ヤベぇ……うちのむすめがワケわかんねぇ……!」


 ムサの真横でポコニャがつぶやいた。黒猫は銀色に輝くチェインメイルを装備していて、ほとんど盾役のように前に出て「鑑定」を叫び、全員に進行方向を指示していた。何回かゴブリンの剣を受けていたが、イカれた鎧は絶対防御のように剣を砕いていた。


「こんなに強いのに……?」

「——なんの話すか、ポコニャさん! いいから鑑定! 今は『発射場』の確保っすよ!」


 ムサの役目はポコニャと村長の護衛だった。あとは、癪だがゴリも守ってやる。


 村長の倉庫にはエグい量のアリの皮がストックされていて、謎のジジイはムサのためにマントを裁縫してくれていた。黒猫や怪盗が装備しているチェインメイルには及ばないが、これでも充分な防御力がある。


「ミケを起点に魔物の群れを突破しろ!」


 ナンダカが怒鳴り、ムサたちは魔物の群れを突き進んだ。25層の中央にある大木を目指していた。その根本には遠くからでもわかる〈ボス〉の姿があり、あいつに“一撃”を加えることが全員の目標だった。


「——まだかのぅ? 子猫は異常な強さだが、あれは長続きする能力ではあるまい」


 謎のジジイがムサの近くに来て言った。フェネ婆さんが悔しげに唸り、「もう少し」と返す。頭上から岩でできた鳥が急襲をかけてきた。


「ふむ、ガーゴイルか」

〈——なんちゃら流:すごい体術——〉


 バグったスキル表示があり、ジジイは岩の鳥を粉末に変えた。


 パーティのうち、唯一ミケに張り合える戦力がこのジジイ、マガウルだった。フィウとかいう憎たらしいガキの身を案じているジジイは「嫌なのだが、アクシノがやれと脅すんじゃ」としてムサたちの仲間に加わっているが、ゴリと同様、決して信用はできない。そもそもムサは、未だにマキリンが裏切り者だという話を信じられないでいる。


 ——マキリン。


 ずっと好きだった女が「月の眷属」だなんて、ムサは未だに信じたくなかった。彼女を落とし穴に入れたゴリを憎んだし、彼女がミケたちを襲ったという話もなにかの間違いだ。


 階段から中央の巨木へ、魔物の群れをかき分けて20メートルほど前進できた頃、ついにミケがスカートのポケットに手を入れた。ジジイが〈調合〉スキルで作った豆を一粒口に入れ、その味にしかめ面をする。MPが残り少ない証拠だ。子猫の隣には斥候職の速さを生かしナサティヤが控えていて、怪盗が、肩で息をしながら怒鳴った。


「婆さん、まだなの!?」

「——うむ。良かろう! ……外しても文句は無しじゃぞ!?」

「おっさんども、退却っす!」


 ムサは張り上げ、同時にゴリが〈倉庫〉を開いて中に逃げ込んだ。怪盗ナサティヤがポコニャとミケの尻尾を掴み、


〈——怪盗術:転宅てんたく——〉


 謎のジジイがナンダカとラヴァナの腕を掴んで同じことをする。


〈——たぶん怪盗術:転宅——〉


 転宅はレベル7の怪盗術で、短距離の瞬間移動を実現させる。ゴリの倉庫に怪盗が子猫を放り込み、自分も倉庫の中に逃げた。一拍遅れてジジイもヒゲとリーダーを避難させ、倉庫の外にいるのはムサとギルマスのフェネ村長だけだ。


 盾を構え、ムサは殺到する魔物から村長を守った。オークの棍棒が盾に直撃し、ツキヨ蜂の毒針を新品のマントがどうにか跳ね返す。


「——婆さん、今っす!!」

「うむ……!」


〈——印地:ストレート——〉


 フェネ村長が鍛え抜かれたCランク冒険者の腕力で「壺」を投げ、ムサは即座に狐を抱えて倉庫に飛び込んだ。倉庫に入るなりムサは自分の倉庫を開き、自分の倉庫の入り口で、ゴリの倉庫の入り口を内側から塞いだ。ムサの倉庫には階段で集めた大量の魔物が閉じ込められている。連中は開放され25層に飛び出すだろうが、この「一撃」でついでに死んでもらいたいものだ。


「耳をふさげ!」


 ナンダカが怒鳴る……!



 倉庫の外では、残された迷宮の魔物たちは老婆が投げた壺を見つめていた。


 その壺はパラパラとなにかをこぼしながら25層の中央に立つ大木に飛び、世界樹のように太い幹に当たって砕けた。



 数時間前、ゴリと合流したポコニャはカオスの〈無詠唱〉を使って大量の豆を爆弾に変えていた。


 使いすぎるとカオスが危険かもしれないため4千MPほど消費したあと製造をやめたが、そのあとは自前のMPで爆弾を作り続けた。


 ポコニャだけではない。少年の父ナンダカも残り少ないMPを豆に込めたし、ミケとの合流後はフェネ婆さんも豆に自分のMPを込めた。


 累計5千MPを込めた〈癇癪玉〉の壺は大木の幹に当たった衝撃で発火し、25層はまばゆい閃光に包まれた————。



  ◇



 食堂で目を覚ました瞬間、俺は鑑定した。


〈机です——30分寝ていた。我が眷属たるポコニャの視点でいうと、ミケたちは既に最下層で、とっておきを投げたばかりだ。敵の2割はあれで即死のはずだが、ボスはまあ、無傷だろうね。経験値の大半はおまえのMPに由来するから、寝ているうちにレベルが上がったぞ。鍛冶もレベル7に上がった。おまえが鍛えた棒と鎧が仕事をしまくったからな〉


 すぐ隣には家主たるフィウがいて、ボロボロだった服を新品の青いドレスに着替えていた。シュコニの姿は見えない。


『ようやく、起きました……。うなされていましたよ』

「シュコニは?」


 言葉は通じないが、「シュコニ」という個人名に言語の差は無い。フィウは髪の毛を一瞬黄色くしたが、すぐ青に戻した。しかし目の色は動揺を隠せず、黄緑色をしている。


『……あの、着替えを。つまり、メイド用の服があり、上の部屋で……着替えて、ます』


 着替え自体は本当だろうが、フィウは懸命に嘘をついた。着替えに30分はかからないし、極大魔法の鑑定Lv10によると、この人殺しは父さんたちを窮地に陥らせた犯人のひとりだ。


 ついでに言うと、フィウは手に見覚えのある紙切れを数枚持っていた。ここまでシュコニがずっとメモしていた迷宮の地図だ。お嬢様に見えるフィウと、メイドのような格好をしたシュコニの、本当の関係が伺い知れる。


 俺は殺人犯の嘘を聞き流して立ち上がり、食堂に飾られた常世の女神像を見た。


 ——うまく行くかな。考え出すと不安になる。


 この迷宮では、誰もが誰かに操られている。かくいう俺も邪神ファレシラと邪神アクシノが操る駒のひとつだ。


 神話はあっても神なんざいなかった地球が懐かしいね。


「おうっ、起きたかねカオスシェイドくん☆」


 シュコニが妙に明るい声で食堂に入ってきた。ギルドの服とはデザインが違うが、スカートが少し短めの、黒地に白のフリルがついたメイド服だ。


 シュコニはひざの上でスカートをひらひらさせ、「どう?」などと明るく言った。声は笑っていたが、表情は硬い。


「……出発したい。鑑定によると、マグじいは25層にいるよ。このダンジョンの最下層まで行けば合流できる」


 簡潔に伝えるとシュコニは真顔になり、パイスラッシュで担いだ背中の刀を抜きながらフィウに通訳してくれた。


 倉庫の出口は屋敷の玄関を抜けてすぐの場所に小さく開いていて、倉庫を抜け出すと、周囲は瓦礫だらけだった。しかし瓦礫の下には誰もいないと〈鑑定〉ではっきりしている。マキリンすらいない。


「……瓦礫を吹き飛ばすから、2人は下がってて」


 軽く火炎で瓦礫を吹き飛ばすとシュコニは「おおー♪」とはしゃぎ、フィウも興奮で髪を赤くした。


「急ごう。鑑定によるとこっち」


 迷宮の道はすべて鑑定済みなので、Lv1の鑑定だけでアクシノが最短ルートを教えてくれる。


 何度か魔物に出くわしたが、どれも無詠唱の水風船で殺せた。レベル18まで上がった俺の知性は優に2千を超え、Lv3の魔法でも相手の特殊防御力を突破できたのが大きい。水風船という可愛らしいスキル名に反して特防を突破した風船は凶悪な水圧で相手の体を陥没させ、口に当たれば窒息死させた。しかも水滴スキルは水系下位の魔法なのでMPが安く、レディ・アント戦で叡智が〈水滴を〉とうるさく言った理由がわかる。コスパが最高だ。


 階段を下り、24層に入る。俺が無言でホブゴブリンに水風船を投げるとシュコニは刀を背中の鞘に戻した。自分は不要と理解したのだろう。フィウはまだ怖そうにしていたが、鑑定によるとこの子は魔物に襲われない。本人もマグじいも知らないみたいだが、月の貴族たる彼女への攻撃はダンジョン・マスターによって禁じられている。アホな魔物はマスターの指示を無視することもあるそうだが、迷宮の下層にいるような高レベルの魔物なら問題ないそうだ。


 そして俺たちは25層への階段にたどり着いた。ここまで来るのに1時間もかからなかった。


『なんて数だ……ほんとにここへ入るのかい?』

『煙が……魔物が焦げた臭いが、します』


 最下層は真っ赤な光を出すコケに覆われ、焼け焦げた雑魚の死骸を踏みながら大型の強力な魔物がうろついていた。モンスターらは興奮状態で、なにかを探しているようだ。おそらく父さんたちが隠れている倉庫の入り口だろうが、そのせいで俺たちが階段にいることに気づいていない。


 ドーム状の広間中央には巨大で不気味な木が立っている。


 幹も枝も黒く、葉は一枚もない。しかし枝には果実のように無数の死体が垂れていた。どれも紐で吊るされた冒険者の亡骸だ。古いものは白骨化していたし、新しく見える死体は、4日前の地震に巻き込まれた冒険者のものだろう。


 ダンジョン・マスター「首吊りの木」の根本には大きな樹洞うろがあり、樹洞を守るように「ボス」が立ちふさがっていた。


 「ボス」の背丈は12メートルを超すだろう。


 4階建てのビルに等しい体重を支えるために茶色い両足はゾウの胴体ほど太い。腰には擦り切れた布を巻いていて、ここまで臭いがしそうなほど汚れている。上半身は裸で、体や両腕は足と同様に茶色く、盛り上がった筋肉はボディビルダーのようだ。オークのような贅肉はどこにも見当たらない。


 人型の「ボス」は、顔だけは魔物そのものだ。同じく人型のオークの顔が豚であるように、ボスの顔面は「牛」だった。荒々しいねじれたツノが頭の左右から突き出ている。


〈ダンジョン・ボスの【ミノタウロス】です。オークによく似た皮膚を持つ魔物であり、魔法攻撃に高い耐性を持ちます。腕力や俊敏さはオークキングを上回り、撃破にはBランク相当の実力が必要です。Cランクなら5名以上で挑むべき強敵でしょう。ところで——〉


 鑑定すると叡智が言った。


〈——忘れるなよカオスシェイド。「ボス」はおまえひとりで倒してもダメだし、ミケがひとりで倒すのもダメだ。2人で倒せ。それが冒険のニケとの契約だし、破れば子猫が天罰を受ける。まあ、そもそも1人じゃ勝てない相手だがな〉


 俺の後ろでフィウの震えた声がした。


『ああああ、あの、あいつ、あの牛……じっとしてると襲ってきません! ほんとです!』

『そうなのっ!? ほんとかい、フィウ!?』


 親切心で言っているのだろうが、それで襲われないのは貴族の信号機さんだけなんだよね。


「そっか。ありがとうフィウ。だけど動かなきゃどうしようもないよ」


 俺は適当な返事をしたあと、〈教師〉スキルにポコニャさんを指定して即座に解除した。このシグナルを送りたいがために俺はここまでスキルを我慢していた。


 今のシグナルによって、ポコニャさんは一瞬だけ教師スキルの対象になった理由を知りたくなるだろう。知りたきゃ「鑑定」するのが鑑定持ちのお約束だ。ポコニャさんはすぐに適当なモノを鑑定するだろうし、そうすりゃ賢いアクシノさんが、空気を読んで俺の居場所を〈神託〉してくれる。


 広すぎる最下層のどこに倉庫があるのかを俺は知らなかった。鑑定すればわかるだろうが、仮に鑑定しても俺が階段にいることをミケたちに伝えられない。


 ——そろそろ良いかな? 


「鑑定」


 俺は手のひらを鑑定してみた。ほとんどトランシーバー代わりの〈神託〉が脳内に響く。


〈手です——ポコニャ経由で伝えてやったぞ。剣閃らが準備をしている。教師スキルを経由して、子猫にワタシの「鑑定」を渡しておけ〉

「フィウはここにいてくれ。すぐマガウルが来るから」


 俺は「マガウル」を強調しながら子鬼に隠れるようジェスチャーした。フィウはシュコニの通訳を聞く前にうなずき、階段の裏に体を隠して小さく丸まった。


「……私は行くよ。こうなりゃ乗りかかった船だ」


 先輩冒険者のメイドさんは、俺と言うより自分に言い聞かせるように刀を抜いた。


 止めても無駄だろう。


 彼女は今日、この時のためにずっと演技し、俺たちに嘘をつき続けて来たんだし。


〈——おいカオス、ナンダカが仲間たちに「突撃」のカウントを始めたぞ。5秒前……〉


 そういやずっと、シュコニはこの星の神々に「様」をつけていなかったな。いくら演技でもそれは嫌だったということか。


 わかるぜ。俺の脳内では「アクシノ」がカウントを続けている。


(……叡智の女神、アクシノ。鑑定Lv3を「連打」で頼む)

〈おまえはほんと、こういう時だけワタシに「さま」をつけるよな〉


 俺はシルフの懐刀を構え、カウントを聞きながら首吊りの木に向かって走り出した。



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