第35話

・秋葉美鈴視点

「うそ、、、、、」

私は失望した。

音風ノアが、とある投稿をした。

簡潔にまとめると、塁斗のことが好きだということ。

それが認められないのなら、アイドルをやめるということ。

正直、ファンへの脅しかと思った。

まぁ、それだけ彼女の思いが強かったのだろう。


でも、、、

また一人ライバルが増えたのだ。

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・朝霧塁斗視点

昨日、ノアがとある投稿をした。

俺のことが好きみたいだ。



ん????



彼女はアイドルだぞ。

しかも、たくさんのファンがいるし。

どうしてそんなことを投稿したのだろう。

それより、どうして俺のことが好きなんだ??

突然のことで、何も考えられなかった。


その時、誰かからDMが届いた。

送り主は、、、「すずか」。

何があったのだろう、、、


「鈴花、どうした?」

「ノアの投稿見た??」

「見たけど、さすがに驚いたわ。」

「そのことなんだけどさ、、

 私も、塁斗のことが好きだったんだよね。」

「e」

俺が言おうとする瞬間、電話が切れた。

いったい何が起こったんだ、、、、



それから数日。

俺は、暴露マスターの弟としてSNSをしている。

案の定、誹謗中傷メールがたくさん来た。

対して、ノアのあの投稿には誹謗中傷の声は少ない。

彼女にばれないように、俺に送り付けたのか。

でも、俺は彼女にチクることはしない。

彼女と距離が近かったのが悪かったから。

そもそも、あれは冗談かもしれない。

だけど、ファンの人に失望とかそう思わせてしまっただろう。

だから、そんなことはしない。


まぁ、俺何も悪いことしてないんだけど(笑)


でも、まだその時の彼は知らない。

もう1人の女子から告白されること。

そして、彼が命の危機に直面していることを。

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今日はめちゃ短いです、、、

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