第44話 若干かぶるのはもう仕方がない

 こんにちは、りおんです。


 今日も飲み物片手に、ゆるーりと読んでいただけると嬉しいです。

 これ、若干出すか出さないか迷っていましたが、まぁ書いたしと思って出してみます。


 朝からPCのバックアップをとりながら、ボケーっと新しい物語の設定を考えていました。

 前回お話したように、もし学生もののラブコメ、恋愛作品でいくならば、勉強ができる女の子を出したい。学年一位にしれっとなっちゃうような、翔太くんみたいな勉強ができる女の子。

 でも、勉強以外はどこか抜けている女の子。ものを知らないというか、抜けている感じ。


 ……うん、絶対どこかに同じような物語あるよねと、冷静になりました。


 ただ、カクヨムに限らず、この広いネットの世界にWeb小説というのはたくさんあります。

 その中で、「どこにもない完全オリジナル」を生み出すのは、かなり難しいのではないかと思うところもあります。


 パクリ、はもちろんダメなことは分かっていますが、書いているうちに「あれ? この展開あれと似ているな……」となるのは、仕方がないことかもしれません。

 私が今まで書いてきた物語も、どこかで似たような展開のお話があるでしょう。それはここカクヨムかもしれないし、どこか違うところかもしれない。

 ただ、自分が考えて生み出した物語。自分にしか書けない表現等ももちろんあって、それが「オリジナル」につながるかもしれないなと思いました。


 昨今、AIが流行っています。流行っていく中で、色々な問題も浮かび上がってきています。

 この「小説」という分野でも、AIの技術はすでに取り入れられていて、簡単な登場人物やあらすじを伝えただけで、AIが物語を書くこともできちゃいます。

 文章の続きを書いてくれるというサービスもありました。


 AIの推進、非推進について話したいわけではなくて、「人が考えて書く」という行為そのものが、とても大事になって来る時代なのではないかと思うのです。

 一生懸命考えて、書いて、発表して、読んでもらって、感想をもらう。その流れが私は好きです。

 私は小説を書くことを趣味としています。同じように趣味とされている方もたくさんいらっしゃいます。その中で、偶然設定がかぶった、一部似たような展開があった、それらはもう仕方がないことだと思うのです。

 その中でも、その人にしか書けない「オリジナル」が光る部分が必ずあります。


 ……そんなことを朝からぼーっとしながら考えていたのでした。

 冒頭の勉強ができる女の子の話、やっぱりなんか悪くないなと思う自分もいます。うーん、もう少し考えてみようか。


 もし新しい物語を書くことになっても、無理はしないでおこうと思いました。

 毎日更新とか、ここまで頑張って書くとか、自分を追い詰めるようなことはしないで、のんびりと自由に楽しんでいきたいなと思っています。

 なんせ「趣味」ですから、自分が楽しまないともったいないのです。

 そして、作品についてみなさまとあれこれ楽しいお話ができたらいいなと、妄想をしております。


 楽しいことを無理なく楽しく。

 私のポリシーそのままに、これからも楽しんでいきます。


 それでは、またお会いできる日を楽しみにしております。

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