第36話 設計的に見る 装輪装甲車

色々なタイプが今後配備されると思われる 「共通戦術装輪車」無人車からも派生するだろう同車シリーズはどのように共通的な車体を使ってさまざまな「モジュール」や「ブロック化」したパーツを搭載するのか楽しみである。実際今後あり得る基本型、派生型を考えてみる。


まずは「戦闘工兵型」もちろん標準車輌化して欲しい車輌の一つだ。


ある程度の戦闘能力を持ちながら、パワーアームにて工兵活動をするというもので実際のスペックとしては「7.62mm機関銃(1挺ないし2挺)」しかもRWSでありATMロケットランチャー(使い捨て)付き。パワーアームにはオートショットガン、これは工兵活動で爆発物処理等や敵兵を路地のコーナーから死角から狙える。無人でも有人でも使えるようにして欲しい所。また、牽引能力けんいんもあり専用のツメでつかんで車輌を牽引する。


次に対空装輪車

30mm機関砲に近SAMも搭載する。そのほか、マイクロ波照射機が搭載されておりレーダーで捕捉しマイクロ波でも迎撃できる。基本的にはエアバースト弾等の30mm機関砲等を使うだろう。ミサイルは高価値目標「戦闘ヘリ」「輸送ヘリ」「戦闘機」などに使用するだろう。




 架橋装甲車やレーザー車も配備されるだろう。レーザー車はすでに公告されていることから確実に配備されるだろう。それは複数種類が導入されるだろう。三菱製と川崎製のレーザー車輌が配備され大型車輌と中型車輌、大型車両はおそらく「共通戦術装輪車」になり中型は「高機動車」がトレーラー付きで配備されるだろう。また、超大型は三菱の「重装輪車」がすでに決まっている。


架橋装甲車や工兵装甲トラックは戦場で重宝されるだろう。実戦では橋や橋脚、道路網、電車網の破壊はよくあることなのでそのあたりを考慮して工兵車輌を多数配備するのが好ましい。


実例を挙げるとアメリカの「M939戦術トラック(またはFMTV戦術装甲トラック)」等の車輌、工兵車輌の各種があるが有名なところにM1 ABVやHMEE-1(高機動工兵掘削車)やブッファローなどがある。


日本は独自の装輪装甲車工兵車輌を開発するか輸入、ライセンス生産するか色々パターンは考えられる。「共通戦術装輪車」のファミリー・ブロック化された前記のような車両や装甲トラックを基に造るのも手だろう。






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